ダウンタウンの浜田の暴力は許されて、とんねるずの石橋の暴力が許されないのはなぜか?
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ダウンタウンととんねるず

それぞれが第一線で活躍している2組だが、不仲説や共演NGなどの噂が昔から飛び交っていた。しかし、ここ最近で別に嫌い合っているわけではないことが判明した。どちらも多忙で、それなりの芸歴があり、別段一緒に何かをする必要はないだろうし、実際に番組を一緒にやっても盛り上がらないかもしれない。それは、各々のコンビの良さがあるからであり、無理矢理一緒にやったところでどちらにもメリットがない。

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暴力や暴言は面白いか?

今回のタイトルについてだが、バラエティ番組の中で浜田や石橋は若手芸人を激しく突っ込んだり、突き飛ばしたり、酷い目に遭わせて笑いを取ることが多々あった。今は、こんなご時世なので、番組上の暴力は全盛期と比べると大人しくなっている。浜田も石橋も軽いツッコミをしつつも、笑顔で和やかなツッコミをしている。まぁ、浜田あたりは、たまにバーンと突っ込んだりもしているけど…。今時のテレビは、差別や暴力がイジメに繋がることもあるし、そもそもが今の若い人に暴力的なツッコミはウケない。

可哀想、痛そう、危ない、怖い → 意味が分からない、面白くない

という感覚なんだと思う。俺がテレビ中毒だった10~15年くらい前だと、とんねるずや浜田の殴る蹴るのツッコミで、若手芸人がボコボコにされているのを見て、ゲラゲラ笑っていたが、今見るとやっぱり何が面白いのか分からない。かなり寒いし、全然笑えない。やっぱり、あの頃のお笑いはおかしかったのかもしれない。

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なぜ浜田は良くて、石橋はダメなのか?

時を戻そう(ぺこぱ)。番組上の演出なのか分からないが、俺の中で、とんねるずはスタッフやADをイジメているイメージが強い。実際のところ本当にイジメていたのかわからないが、結構酷い目に遭わせていたような気がする。もちろん、若手芸人にも強烈な罰ゲームを与えたり、高額なものを無理矢理買わせたり、これを真似する子供がいたら、そりゃ問題になるだろう。

しかし、一方でダウンタウン浜田の暴力は許されている傾向がある。浜田も石橋もやっていることはさほど変わらない。暴力を振るっている。なのに、なぜか石橋の方が悪いように見えてしまう。最初は、吉本興業ならではのチーム力的な部分かと思ったが、そんな感じでもない。そして、個人的に思ったのは相方が原因ではないか?ということだ。

相方の役割が重要だった?

最初は、浜田と石橋。それぞれの問題のように感じたが、実は相方がキーパーソンだったのではないか?と俺は睨んでいる。浜田の相方は松本、石橋の相方は木梨。それぞれの相方が、番組の演出でどのような立ち回りをしているかを見てみると、それぞれのコンビに大きな違いがみられる。

・ダウンタウン
→ドS浜田の暴力的なツッコミや暴言
→松本が浜田を非難(ツッコミ)して爆笑もしくは収束に繋げる

・とんねるず
→石橋が若手芸人を突き飛ばしたり、暴言を吐く
→木梨は無反応、もしくは一緒に暴力や暴言を吐く
→なんとなく笑いが起きる

ダウンタウンの場合は、松本が浜田のツッコミや暴力を徹底的に非難し、正反対の立場をとることによって笑いを誘う。そして、時には浜田をわざと称賛したりして、笑いを取る。

対照的にとんねるずは、基本的にツッコミがない。というより木梨のポジションがよくわからない。ボケとも違い、ツッコミでもなく、傍観者?のような立場でいる。とんねるずとして2人で立っていても、違和感を感じる。石橋が暴力的なツッコミや暴言を吐き捨てても無反応で立っており、状況によっては一緒に若手芸人に絡んだりする。このハッキリしないやり取りが、イジメっぽい雰囲気を演出しているのではないか…?と俺は感じた。

結局、暴力や暴言で笑いは取れない

今後…というより、もうすでにそんな時代なんだが、去年のM-1を見ていてもわかるように激しいツッコミや暴力的な発言では、客が付いてこない。死ね、殺すでは誰も笑わないし、若手芸人を蹴っ飛ばしても冷めるだけだ。去年のM-1決勝では、ほとんどのコンビが、暴力的な発言も激しいツッコミもなく、物足りないお笑いファンからすればイマイチな回だったかもしれないが、俺は個人的にとても素晴らしい回だと思った。ミルクボーイやぺこぱのネタのように相方の気持ちを汲み取った優しいツッコミが、これからのお笑いなのかもしれない。あ、ちなみに個人的な感想を書いた記事だから本気にしないでね。

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