映画鑑賞90 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ※ネタバレ注意
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ネタバレ注意

俺は鬼滅の刃に関してはにわかファンであり、アニメしか見ていない。(参照:『鬼滅の刃』を鑑賞した①)そして、俺はこの日漫画で予習をしないで来た事を物凄く後悔することになる。最後にアニメを見たのが今年の2月後半。映画はコロナの影響で延びていた。アニメで死ぬほど号泣させられたことを俺はすっかり忘れていた。なめていた。これは、そこら辺のアニメの劇場版ではなく、鬼滅の刃の劇場版だった…。

アニメの印象は凄く覚えていたので、ごくごく自然に普通に続きとして無限列車の話に入れた。しかし、俺は現在パニック発作で具合が悪い。イマイチ会話が入ってこない。しかも無限列車の動きが滑らかすぎて目が回る。

炎柱の煉獄さんを列車内で発見。「うまい」「うまい」とデカい声で弁当を食べてる。アニメで柱がズラッと並び、何となく直感で一番好きだったのが煉獄さんだった。何か表情はそのままなのに自分の思っていることや考えを凄くデカい声で堂々と言うキャラが好きだった。正直というか正義感と言うか、炭次郎が「無惨を倒す」と言った時も煉獄さんは笑ったりしなかった。あと目がいっちゃってるのも好き。熱意があって正義感が強くて、後輩想い。こんな人が先生や上司だったら「頑張ります!ついていきます!」ってなりそう。無駄な会話がなく、面倒見がよく、何でもハキハキ応えるとこも好き。映画見ててもあー、やっぱり煉獄さんですよねぇ~って感じで見ていた。見た目もカッコいい。

善逸の夢の中で久しぶりの竹なし普通禰豆子が見れる。いやああ可愛い。元々、禰豆子見たさでやってきたようなところあるからね。見に来たかいがありました。ただ、皆様お楽しみの禰豆子の残虐シーンは控えめ。アニメ版の吊るされ血まみれシーンはえちかったなぁ~。

煉獄さんが夢を見て、過去の回想的なのが入るんだけど、これが最高泣けるのよねーマジで大号泣するんだよねー。煉獄さんの前向きさ、弟を励ます時の熱い想いがグッとくる。名言だよ。マジで熱いわあああ。「頑張ろう!頑張って生きて行こう!寂しくとも」。亡くなった母親の胸に抱かれて目を潤ませる幼少の煉獄さん。あああダメだ、泣くううう。誰か煉獄さんを褒めてくれえええ!!!まだ始まったばかりなのにぃいいい!!!

無限列車で戦う魘夢(下弦の壱)がメス男子でとにかくえちい。メス男子好きな俺としては、ある意味性的過ぎて目が離せなかった。嫁も気が付いていたらしい…。しゃべり方もふにゃふにゃしていて、またえちえちい。身体も何かムチムチしてるしね。そして、一部の同志(変態)は俺と同様の意見である。性格が最悪なのも最高。

煉獄さんが車内で目を覚まして「穴があったら入りたい!!」とか言ってて笑った。穴があったら入りたって顔じゃないだろ(笑)しかし、その後は炭次郎に的確な指示を出し、自分も戦い始める。いやあカッコいいですねぇ。そんで激しい戦闘が繰り広げられる。アニメーションがメチャクチャ凄い。最近のアニメ技術はこんなんなってんのか!!いやいや凄い。語彙力がなくて申し訳ない。ufotable,Inc.(ユーフォーテーブル)が激熱なんだね。劇場版 「Fate/stay night [Heaven's Feel]もufotable,Inc.?凄いなぁ。

魘夢を倒して、乗客も死なせず、やったあ終わりだ。と思いきや、猗窩座って奴が出てきて、煉獄さんとガチバトルを始める。ちなみに炭次郎を猗窩座が弱いと言った時に、煉獄さんが

煉獄「この少年は弱くない。侮辱するな」

ここダメだったね。メチャクチャ涙出た。

え?マジで?ちょっと普通なら

猗窩座「これは無惨様にご報告せねば」(シュッ!!)

って消える。もしくは軽く戦ってから「また戦おう!!」(シュッ!!)のどっちかじゃない?なんでなんで?とマンガを読んでいない俺は大混乱。全然普通にやり合っている。え?まさか煉獄さん死ぬ?いやいや死なないよね?映画で主要キャラって死なないもん。ワンピースの映画でウソップやサンジが死ぬとかないもんね。いやぁ~ビビらせるわぁ。

とか思ってたら煉獄さんの腹を猗窩座の腕が貫通。あ、死ぬじゃん͡コレ。ヤバ。嘘でしょ嘘でしょ。なんか心臓バクバクしてきた。勘弁してよ。頑張れ!煉獄さん死なないでくれ!頼むよ!自分の無力さに苦しむ炭次郎も良かった。悔しいよなぁ…。

最終的に煉獄さんは負けてしまうんだけど、最後の最後まで正義貫いて、超カッコ良かった。アンタの勝ちだよ。炭次郎の言う通り。煉獄さんが炭次郎に語り掛ける。あの時、館内の全ての視聴者が完全炭次郎状態。みんな静かに煉獄さんの話に耳を傾けていた。そして、全てをやり遂げた煉獄さんの前に亡き母の姿が…そんなん泣くに決まってるでしょう。泣きながら報告に行くカラスが、「無限列車の際の疲れがある中、上弦の参がいきなり出てきて、激しい戦いの末に煉獄さんがやられた」と言うところまでちゃんと説明しているかが気になった。

クソほど泣いたわ。館内ですすり泣く声が聞こえる。これ全員泣いてるな、100泣いてるわ。いや、涙出ないヤツは感情の欠落した糞YOUTUBERとか岡田斗司夫みたいな奴だけだろ。しかし、どうやら漫画で煉獄さんが死んでいるのは周知の事実だったらしく、嫁も薄々は感じていたらしい。と言うことは煉獄さんが死ぬかどうかわからずに「うおおおおおお煉獄さん負けるなああああ」と心から叫んでいたのは俺とスクリーンの中の炭次郎だけだったようだ。なので、あの場にした誰よりも俺が炭次郎に一番近い感覚でいたと強く言える。アニメだけ、漫画を一度も読まずにやって来る奴ってあんまりいないんじゃないだろうか。心を燃やせ。

最後はLiSAの『炎』って曲が流れるんだけど、全然頭に入ってこなかったなー放心状態だった。映画が終わった後、出ていく客を見てたけど、全然ポップコーン減ってなかった。俺も山ほど残した。食ってる場面ないもんね。あと普通のアニメ映画みたいに所々ギャグパート入るんだけど、集中して見ている上にそれどころじゃなくて、誰も笑ってなかった。煉獄さんにクソほど惚れた1日だった。そして、かなりショッキングな映画だった。マジで辛いわぁ~続きが気になって帰りに鬼滅の刃を新品で全巻セット購入して帰った。そして、1巻から22巻まで眠らずに7時間ぶっ通しで読み尽くした。詳細についてはまた今度書く。

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