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1、SENZURI AN[NU]AL REPORT センズリ活動報告書(1:24)
特撮でも始まりそうなエコー音が響いたと思いきや男性の喘ぎ声と機械的なクチャクチャ音。「もっと声を出していいんだよ」とオッサンの優しい囁きにクチャクチャ音、オッサンがずっと囁いてる。と思ったらオッサンが「甘いんだよ、馬鹿野郎」と鞭でぺチン!!喘ぎ声とエコーが混ざり合ってオシマイ。なんだそれ??

2、LIVE AT TOKYO GEY CENTER⇒VIOLENCE ONANIE
  [HM-2 MIXED OF NEVER RELEASED 2ND DEMO] シモに傷持つ奴ら 

 (22:24)
1の続きで喘ぎ声が続いたと思ったら爆音で激しいNOIZE!!!GERO-Pの頃のパワーを感じる激熱超ハードノイズで一気に目が覚める。1曲目の音量が比較的小さいので順番に再生するとビックリする。ていうかビビらせるつもりでやってるんだろうな。8:45あたりから入ってくる男の叫び声みたいなのがカッコいい。

『Live At Tokyo Gay Center』は、1989年に10部限定で発売されたハート形のマジ基地サイコLPなのだが、形式上プレイヤーでは再生不可なのではないかと言われている。画像も情報も乏しいが、恐らく聞けない、そして入手も不可能だと思われる。

同年1989年に発売された『Voices In A Dark Room』のカセットテープ『Part Two: The Other Voices』の1曲目にも『Live At Tokyo Gay Center』と言う曲が収録されているが、今回の曲とは別物。なんか掃除機?何かの接続音みたいなのをブツ切りで繋いだような音が収録されている。どっちがデモなんだかわからない。間違いなくこっちの方が良い。でもVIOLENCE ONANIEは、やっぱり初代Senzuri Championが一番良い。

3、GERO 24 [FROM SPAIN] ゲロ24才☜スペイン(2:01)
外人の女性が「ゲロゲリフロムスペイン」って(多分)言ってからクチャクチャ音。ハアハア言いながらシコっている。妙にリアルだな。急にブツっと切れる。

4、NONE FRIENDLY☞ANAL BEETHOVEN☞LSD
  [LIVE AT TOSHIMA KOKAIDO 30/NOV/1987]
  友達はいない☞浣腸作曲家☞LSD(15:06)

無茶苦茶カッコいい。本作の中では一番好き。途中でノイズが切れ、舞台をドタバタと走り回る音が聞こえ、一気に激しいノイズが始まる。格の違いを見せつけられる激しいドラムとノイズ!!これは勃起間違いなし!!やっぱりの日本のノイズはゲロゲリだなぁ~としみじみ感じる。正直これだけ収録されてても高いと思わない。8:50?あたりで「覚えてやがれ」って途中で聞こえるんだけど気のせいかな。ラストのLSDの畳みかけがこりゃまた熱い!!!なんか女みたいな声聞こえる。

『パンクの鬼』の8曲目『サザエさんとマスオのSE●』の後に早口のMCで「11月30日豊島公会堂よろしくお願いしま~す」と言っていたが、それがこの曲だと思うとかなり感慨深い。適当に言ってるわけではないのだ…失礼しました。

5、GERO 27[FROM FRANCE] ゲロ27才☜フランス(1:08)
こっちの喘ぎ声の方がsexyですね。まぁ、場つなぎですよね(笑)

6、SENZURI CHAMPION [DEATH BALEARIC MIX]
  俺達にとってSEXはセンズリのリハーサルでしかない(9:33)

このアルバムの集大成と言える。ラスボス感溢れる地響きのようなノイズが響き渡る。脳が揺れる、頭が揺れる。突如ピアノのような音が聞こえる。死ぬのかな?俺、死ぬのかな?なんか神々しさを感じるねぇ。環境音楽かな?最後はシコシコで終わる。まあそうですよね。

曲を色々聞きながら調べ上げたのに全部帯に掲載されとるやんけ!恥ずかしい!

こうやって1曲1曲を振り返りつつ説明するのは結構珍しいと思う。A面のマスターが盗難ってマジか。ヤフオクとかで出回っていたら笑っちゃうな。

新たに発見ってことはたまたま見つかったのか。3曲に分けて全3曲のアルバムとして出しても文句のないくらい素晴らしい作品だと思うんだけど、それでもまるまるフルで1曲として出しちゃうのがすげえ。CDのNONE FRIENDLYって全然雰囲気違くない?もっと静かな感じだったと思うんだけど。ローラーって『パンクの鬼』の曲にあったな。LSDと仲良いのか…色々とプライベートが分かる歌詞カードで面白い。

勝手な解釈ではあるが、『Senzuri Champion Revised = センズリチャンピオン-改訂版-』を考察するとゲロゲリゲゲゲ山之内純太郎氏の怒りを強く感じる。ジャケットに書かれている文章の裏の背景はバンド名や曲名や卒アルの写真(Senzuri ChampionのLPのオマケで付いてくる紙)がひび割れている。CDには般若心経の如く、熱い思い(?)が綴られており、CD裏には「コピーペーストだけの腐れ音楽YOUTUBER ブート野郎より汚ねえお前を✖✖てえ 稼げなくなった時のお前の悲惨な生活が一番観てえ」と強烈な言葉が添えられている。この✖✖は✖✖めだまを名乗っている俺への何らかのメッセージなのでは…?

『Senzuri Champion Revised = センズリチャンピオン-改訂版-』のディスクユニオン特典で付いてきた『THE GEROGERIGEGEGE 3/12/1988 LIVE AT OZ』1988年12月3日新宿2丁目、OZの未発表音源!!タイトル曲、"SENZURI CHAMPION"のライブバージョンはこれが最初で最後の演奏!!…とのこと。新宿2丁目ってことは、そういう場所でしょ?まさしくゲロゲリの聖地。かなりカッコいい。6分41秒。

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