2020年7月29日 俺、心療内科へ行く①
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嫁と心療内科を受診することにした。今後のことはまだわからないが、とりあえず病院に行くしかない。近くの市立病院へ向かうが完全予約制でダメ。労働者には厳しい条件だ。もっともストレスと精神的不安が付きまとう我々労働者がすんなりと心療内科を受診できない状況というのはいかがなものだろうか?

そんなことを言っても仕方がないので個人でやっているような病院をあたってみる。車でまあまあ走り、山林に囲まれた●●保養園という場所に行く。

見た目がボロい。古い旅館や小学校を彷彿とさせる雰囲気に不安が募る。ピカピカのポルシェが停まっている。なんか漫画やアニメに出てきそうな感じ。市立病院よりは待たずに済みそうな感じだった。嫁と受付を済ませて、問診票を書いて、待合室で呼ばれるのを待つ。精神科・心療内科がメインなので、患者さんもそれなり。楽しそうに患者同士で話している人がいると思えば、長椅子に横になってぐったりしている人もいる。やはり普通の病院とは違う。

テレビはコロナのストレスでなんちゃらかんちゃらで長芋が良いとかやっている。長芋で今の状況が改善されるなら5、6本くらい生で食ってやるよ。ボーっとしていると可愛い相談員さんに呼ばれ、面談室へ行く。最近の状態や出来事、不安に思うこと等を色々聞かれた。大卒とか学科とか聞く意味あるんだろうか。一度、待合室に戻り、「可愛い相談員さんで良かったね」と冷やかされる。そっからまた少し待つ。

担当医は50代の小太りの男性だった。精神科医だけあって俺の話を否定せず、全部受け入れてくれる。そして、なるべく年齢、性格に合わせて話を進める点が『出来るお医者さん』といった感じだった。

「70代~80代はとにかく頑張れという世代、50代~40代はその世代に教育を受けた世代。今の世代と会話が合わない。だから若い人は辞めてしまう。精神科医はみんなそのことをわかってる」

「最初は弱い薬を出します。私はゲームをやらないんだけど、薬に関してはゲームで出てくるアイテムか何かだと思えば大丈夫だから」

となかなかユーモラスな先生だった。仕事に関しても「そこまで責任をもって働く必要はない」「転職しても大丈夫」とアドバイスをくれた。とにかく睡眠をとって一度休むべきだと言われた。

2020年7月29日 俺、心療内科へ行く②

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