天より下にありし者 交通誘導員 852日目 極寒の糞山で凍死寸前なんだけど作業員のじいちゃんは元気でポジティブで良い人
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現場のNGはあまりない俺だが今回の場所は絶対NG。今後言われても行かない。大した内容ではないということでとりあえず向かっては見たものの大豪雪で山の頂上に近い。

7:52

あまりの寒さに気が狂いそうになる。もう一人の警備員と流石に中止ですよねーなんて余裕をかましていたら作業員さん達が雪かきを始めている。おいおい、マジかよ。普通は絶対に休みのこの状態で、重機やダンプを動かしている。頭がおかしい。

8:54

吹雪、ぼた雪、車なんか1台も来ない。距離は短いがもう一人の警備員が見えない。ホワイトアウト状態。俺はとにかく帰れるかどうかだけが不安だった。行きは大して降っていなかったが、今は足首が埋まるほど降ってやがる。帰れんぞコレは。メチャクチャ寒いがやる事はない。中止にしろよクソが。役所の車が一回登って降りただけ。片交の意味もない。

13:15

陽は差しこまない、どころか曇天の空模様。目を瞑り1秒2秒と数を数え、10分すぎて目を開けても何もなし。ウロウロしながら暖を取り、目の前の自分の車に雪が積もる度に掃う。作業員のじいちゃん達は普通に働いているが、体温調節の機能が死んでるんだろうか?メチャクチャ元気のいい明るいじいちゃん作業員がいたのだが、事故で足に金具を入れているらしい。自分でネジ巻をして、歩くのも結構辛いらしい。入院したくても金がない上に長くいられないという事で退院。重機に乗ってればいいからと言われて来たら雪かき。辛い話が多い割に笑顔全開でポジティブ。帰り大変ですよねって話をしたら「まあ、ゆっくり帰りましょう」とこれまたポジティブ。素晴らしいな。俺も頑張らねば。

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