「君の名は。」が「千と千尋の神隠し」を超えるんじゃないかと言われているという事で居ても立っても居られなくなる。嫁と見に行くわけだが、生憎田舎に映画館は無い。一番最寄りの映画館が車で2時間~2時間半。長旅になるという事で🍙を準備して車の中で食べながら車を走らせる。映画館に近づくにつれて雨が強くなり、着くころには大豪雨。あと15分で開演という事でポップコーンと飲み物を買って入場。ポップコーンの塩味に掛けた謎のソースがよりしょっぱさのレベルをあげて超絶美味しかった。
ネタバレになるし、Blu-rayを10000%購入するので世間に出回ってから盛大に感想を書こうと思うが、言ってしまうと
最高( ゚Д゚)!!!!!!!!!!!!
ケチのつけようがないくらい面白かった。何の文句もない。何なら連続で後10回見ても泣ける気がする。今まで見てきた映画で面白さぶっちぎり1位。俺は支持します。嫁は映像美に魅了されていたようだが、私は寧ろ逆で(ワールドダウンタウン/バザロバ・ナタリア)物語と登場人物に魅入られていて、ハッキリ言って全然グラフィックの素晴らしさを見れていなかった。4回目くらいになってようやくグラフィックを意識して見れる気がする。
男女の性別が入れ替わってすったもんだという日本で何度やれば気が済むんだよと呆れるほどやった展開は、今回一瞬で終了。5分も描写がなかった。新海監督からすれば、こんな展開は前座中の前座。物語を語るうえで、あくまで入り口にしか過ぎなかった。スピード感、ストーリーに観客を引き込み、頭の中をしっちゃかめっちゃかに搔き乱す。いつ終わるのかという恐怖…出会えるのか出会えないのか?どのタイミングで終わるのか気が気じゃなかった…。
満足していない2.1%が信じられない。寝てたか死んでんじゃないのか??鑑賞後の俺は、なんだかわからないが号泣しており、精神が不安定になった。別に欝な展開やバッドエンドではないんだけど、自分の人生を振り返るというか、まるで夢を見ていたかのような変な喪失感が脳に残ってしまった。何だか危険なんじゃないか、この映画は…と思った。もちろん素晴らしい映画ではあったが、ポッカリと心に穴が開いた気持になった。鑑賞後に嫁と会話している時も、説明しながら泣いていた。心病んでんのか俺…( ゚Д゚)帰りに寿司食べたけど味覚えてないし、帰りの2時間近い運転もまるで記憶がない。それくらい凄い映画だった。帰宅後、amazonでスピンオフのラノベと公式ビジュアルガイドを注文した。ちなみに購入した記憶も次の日にamazonを見て気が付くほどだったww