沈む船に喜んで飛び乗る感じ

IMG_20160706_095727ほぼ壊滅状態になっているくらい連絡をしていなかった友人と久しぶりに再会する。いきさつは色々とあり、説明するのも面倒なので省略する。親に顔を見せる為に毎月家に帰っている。今回はそのついでに友人と再会し、ラーメンを食べに行こうというわけだ。友人は、中学時代からの友達だった。不動産の仕事をしていた時に、俺が声をかけて一緒に働くことになった。結局は人間関係がぎくしゃくし、俺が退職し、彼は残った。それ以降は、付き合いもしなくなり、連絡するのも気まずくなり、付き合いがすっかりなくなった。こちらから連絡しようと思ったのは、彼が会社を退職し、紹介してもらったが辞めることになりました。というLINEが届いたからだ。恐らく、会社の人間に「紹介してもらったんだから連絡くらいするように」と言われたのだろう。2年ぶりに話をすると、積もる話もあり盛り上がった。今度、そっちに帰るから遊ぼうと約束をした。

2年ぶりに会った友人は、相も変わらず疲れ切った表情で俺の車に乗り込んだ。嫁を含めて3人で色々な話をしながらラーメンBIGへ向かう。俺のラーメンBIGに対する愛についてはこちらを参照➡ラーメンBIG。話題は、お互いの現状についてだが、今年29歳にしては双方チンケな状態であった。社会的地位でいえば底辺をウロウロしている。彼は彼なりの夢があり、同じように夢を追いかけている俺も彼の意見には同意する場面も多々あった。

俺が辞めた後の会社の話を彼から聞いた。俺の後輩として入ってきた経理の糞婆が会社をほぼ乗っ取り、完全にお局化しているそうだ。動物のサイによく似ており、入社当初はいい子ぶっていたが、だんだん慣れるにつれ、偉そうに裏で煙草を吸い始めていた。他には、俺が頑張って入居させた生活保護の奴が夜逃げをしたらしい。なんて奴だ。残念なニュースは、入居者のお婆さんが亡くなったこと。これは本当にショッキングだった。俺が、入社した時、色々と愚痴を聞いてくれ、お茶を出してくれた。看護師をしていた人で、結婚もせず子供もいなかったので独り身だったが、寄る度にいろんなお客さんが来ていた。草むしりやクレームやらで何度も話をしていたが、亡くなっていたなんて驚いた。何かある度に電話をくれて、用事もないのに「元気でやってたか。近く通ったら寄れよ」と声をかけてくれた。退職後、リサイクルの仕事をしていたら炊飯器やコンロをくれた。寄る度に何かしら食べ物を食べさせてもらい、「毎日、みそ汁は食べろよ」と言われた。何かあれば声かけるからと言い、チラシも近所に配ってくれた。スーパーに送迎した時は、山ほど食べ物を買ってくれた。全ての人に公平で正直な人だった。

ラーメンBIGを激しく食い尽くし、鳥の餌を購入する。ここで突如、嫁の弟から連絡が来る。偶然にしてはなかなかすごい。田舎暮らしの様子が見たいというので、帰りは一緒に田舎へ向かうことになった。友人の家へ行き寛がせてもらう。室内は、サブカルアングラ天国となっており、漫画喫茶だったら1か月は泊まりたいような部屋だった。色々と衝撃的な本を読ませてもらったが、その中から厳選して気に入ったものを借りていくことにした。吾妻ひでお2冊、開放!おぺゆクラブを借り、マンガでわかる小説入門をもらい、「ねじ式」「ラスベガスをやっつけろ」「ローズ・イン・タイランド」のDVD3本を借りた。ねじ式に至っては何十回も見ている上に、彼から3、4回借りている。部屋の漫画を読みながら彼の解説を聞き、非常に有意義な時間を過ごすことができた。DVDと本については別の機会に紹介する。数時間彼の部屋を弄繰り回して俺と嫁は実家へ。実家で飯をたらふく食べてから、嫁の弟と田舎へ帰る。嫁は弟の車に乗り、俺は1人で先頭をひた走る。途中で温泉に入り、ようやく帰宅する。1日の半分以上運転した俺は死んだように眠った。