2017年8月2日 長岡花火大会 2017 ③待機編
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完璧な予定と計画だと確信していた俺だったが、準備の悪さと長い暇を予想できなかった。場所を確保したまではよかったが、花火の開始まで6時間もある。6時間何もせずに炎天下の中で過ごすのは自殺行為だ。とにかくじっとしているのが面白くないので、席を残して散歩することに。ガムテープが剥がれないかがずっと心配だった。悪意のある奴等に場所を奪われる不安もあったが、意外に場所には余裕があるし、自分の席もさほど良い席でもなかったので、あまり心配はしていなかった。それ以上に不安なのは、俺たちの持参したブルーシートが吹っ飛んで誰かに迷惑をかけている場合。これが嫌だった。誰だよ!!これー‼!みたいな感じになっていたら気まずい。補強の弱いガムテープなのでなおさらだ。

花火大会の会場周辺に出店は少なく、腹が減ったり喉が渇けばそこそこ歩かなくてはならない。地元のスーパーっぽいウオロクという店があり、涼みに入ったが物凄い客数に驚いた。咳はぎゅうぎゅうに人が座り、大量の買い物客。100均も品薄であった。場所取りには成功したが、涼しい場所が見当たらないといった感じだ。居場所がないのでウオロクを出て、周辺を散策する。嫁もグロッキー俺もグロッキー。腹が減ってきたが、イマイチ食べたいと思えるものもない。サイゼリヤとかココスみたいなレストラン系が見当たらない。まーあったとしてもお昼時だし、混みあってるに違いない。

カフェを発見‼障害者の方が雇用されている1階のカフェく・る~むは、メチャクチャデカいビルに入っていた。俺も宮城で同じような仕事をしていたので、何だか懐かしい感じがした。全然お客さんもいなかったので早速入ってみた。寒すぎず暑すぎず過ごしやすい気温を維持している。食べ物がラスト1点のカレーライスだけだったので俺だけ注文。ウーロン茶、メロンクリームソーダを2つ注文。嫁は食欲がなく疲れ果てていたが、水分を補給してやや復活。腹が減りすぎて写メを撮り忘れたが、かなりクオリティの高いカレーライスだった。ボリュームもあったが、これが500円は安い。障害者の方が雇用されているカフェや飲食店は、助成金や補助金で経営しているので材料が良くて、クオリティの高い料理が安く食べれることが多い。掃除が行き届いていて、清潔感があり、トイレも高級ホテルのようにきれいだった。人もいないし、なかなかの穴場だった。誰も入らないのが信じられない。まさに楽園。

カフェのところどころにプリントされているリスのキャラクターが可愛い。このカフェのマスコットキャラクターのようだ。利用者が書いたんだろうか。センスがある。体力も回復したので、外へ出る。まだまだ時間がある。お祭り会場をウロウロと歩く。子供たちがテニスをしたり、ダンスを踊ったり、太鼓を叩いたりしていた。それを鑑賞する両親や身内の皆様方。

当てもなく歩いていると嫁がフリースペースを発見。携帯の充電が出来て、水も無料で飲めて、Wi-Fiも繋がっているらしい。中に受付の女性がいて客はゼロ。スマホを充電したいというと延長コードをくれた。椅子に座って、壁に貼られているポスターを見渡す。若者なんちゃらプロジェクト的な事が書かれていた。NPO法人臭がする。この利益を出さずともやっていけてる感じ、無駄に立派な場所にある、目的が定かでない感じ、そして何より俺が働いていた職場(NPO)に凄く似ている。しばらく居座ったが、俺たち意外に客は全然来ない。しばらく滞在していたが、来たのは身内っぽい家族と声のデカい意味不明な男性のみ。スマホもたっぷり充電できてよかった。場所が心配になってきたので戻ることに。ウオロクでジュースを購入して席へ戻る。太陽が沈む気配は全くない。いつまで登ってるんだバカ。続く。

長岡花火大会 2017 ④花火鑑賞編

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