映画鑑賞80 青い春

映画

当時も今もこんなにカッコいい邦画はない!!と断言できるくらいカッコイイ。何もかも完璧に近い。この時代の暗い邦画熱いよなぁ。カメラの暗さ、ストーリーの暗さ、雰囲気の暗さがメチャクチャいい。松本大洋の短編集の原作をうまいこと混ぜ合わせている。これに出演している俳優達は、今も絶賛大人気…と言いたいところだが新井浩文がいたんだった。あと将来の芥川賞作家の又吉直樹先生も線香花火(ピースの前のコンビ名)の名義で出演している。

最初に映画を見たのは中学生の頃、だからなおさら悪かったのかもメチャクチャ影響されてしまった。これにプラスして『殺し屋1』『けものがれ、俺らの猿と』『凶気の桜』『バトルロワイアル』『ねじ式』を見てるんだから頭がおかしい奴になるのは、ごくごく普通のことだと思う。思春期の最も人生で多感な時期をこんな映画で過ごしていたら、その後の人生に影響与えるに決まってる。

それにしても松田龍平はカッコいいなぁ。若い時の松田龍平は超絶カッコいいわ。そして、新井浩文の感じね。不良になり切れない感じの不良。なんかWikiみてたら新井浩文の演じていた青木は情緒障害だったんだな。だから、周囲の不良が青木をバカにしていたんだ。俺が高校生の時も同じような奴がいた。他の不良からバカにされてる不良。あれも情緒障害って言うのかなぁ。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの歌もものすごく映画に合ってて良い。オープニングの屋上からゆっくりと階段を下っていくときに爆音で流れるTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが激熱!!振り向く青木がまた良い!!

荒れまくる学校で暴れ狂う不良たち!!走り回ってケンカをして!自由気ままに過ごしているんだけど、1人1人が何かを抱えていて、自分たちが選んだ道を進んでいく。高校生なんか何も分からない。何が正義なのか、何が悪なのか。どう表現すればいいのか分からず、説明のつかないイライラをケンカやベランダゲームの上下争いで発散する。一見して非日常のようなんだけど、ありえなくもない世界観がより一層興奮を高めてくれる。

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