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なぜか公式Facebookで話の出なかったゲロゲリゲゲゲの『不安な演奏』。たまたまゲロゲリゲゲゲの情報を巡回していたらWikiに載っていた。興味がわいて検索して見ると木箱の特製BOX300部限定セットで予約受付をしていた。『パンクの鬼・シングル集 = Tokyo Anal Dynamite Singles』をすでに購入済みだったため、12,947円と言う額はなかなか厳しかった。しかし、どうしても10枚のCDが気になったので購入することにした。本作は、Art into Life(https://www.art-into-life.com/)というサイトで購入。他にも有名ノイズアーティストの限定商品を販売している。10月下旬に入荷予定とのことだったが、実際に家に到着したのは11月9日だった。

今まで購入したゲロゲリゲゲゲの作品の中で一番カッコいいアートワークだと思う。黒塗りの木製ボックスで「THE GEROGERIGEGEGE 不安な演奏」と判が押され、内側にはゲロゲリゲゲゲのGマーク、箱の裏側には「浦島」と彫られている。urashimaは、イタリアのノイズレーベルとのこと。

『不安な演奏』に関する情報が記載されている。ドアーズ、Anti Cimex、Karen Daltonと気になるバンドが名を連ねる中、「2000年に入ってからも、ペルーのブラックメタルバンドが劣悪な録音のライブ盤をリリースしていて、ここでもその音の悪さは暴力的な演奏に拍車をかけている。」という部分が気になり、調べてみた。

ペルーのブラックメタルで2000年頃にCDを出しているのは、多分NAHUALというバンド。なので多分コレじゃないかと睨んでいる。曲を聴いてもらえばわかるが、どことなくゲロゲリゲゲゲの雰囲気が感じられる。かなりカッコいい。

『不安な演奏』は、松本清張の推理小説が元ネタらしい。CD予約後に検索すると松本清張が出てきていたので、ああやっぱりなぁと言ったところ。盗聴していたエロテープ(ソノシート)の内容から事件を知り物語が始まる…って完全にゲロゲリゲゲゲじゃねえか!

iTunesに入れてみてわかるが、Disk2がDisk5と一緒だったㇼ、相変わらずメチャクチャ。まあ面白いんだけど。内容としては、ほとんど昭和と言える。個人的な感想になるが、昭和よりも聞きやすかった。古臭いAVが二重で混ざり合ってダークなノイズがさらに混ざり合い、唐突に切れる。そんな繰り返しが多い。適当にAVを録音しただけの作品ではなく、かなり良い感じにごちゃ混ぜMIXとなっている。まだ手に入る金額だが、ゆくゆくは昭和のようにプレミアが付く作品になると思う。ちなみに俺は金がないので多分売るだろう。

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