天より下にありし者 交通誘導員 41日目 おっぱい623頭痛!

雨が降り終え、湿度が異常に高く、気温の低い日はとても良い。コンタクトがゴロゴロせずに潤っているし、体調も悪くない。朝から作業員のおっさんがおっぱいの話をぶっこんできて、他のおっさん達とゲラゲラ笑っていた。やっぱり何歳になってもおっぱいは良い物らしい。

今まで立っていた場所が暇になる。ダンプの出入りが終わったので、何も通過しない。そんな場所に立っている俺は、やる事がないので目の前を通過する車を全部数えることで時間を潰す。同じ車も数える。結果は2時間半で623台。だからどうしたって感じですが。超絶暇だったところに現場の担当者が来て場所移動。詰所で残り1時間を誘導に充てる。俺が立っている位置からは、重機が砂利や泥をダンプに載せている状態が映る。

今の俺の仕事は同じことの繰り返しだが、こうやってみるとダンプの運転手もショベルカーの運転手も誰もが皆同じことをしている。現場仕事以外でもそうだ。結局どんな仕事でも毎日の業務は変わらない。ずーっと同じことをやっているだけだ。そんな事をしながら時間は過ぎる。んー頭痛い。

時間通りに終わったが担当者が来ない。こんな日が最近増えてきた。おそらく最近は忙しいのだろう。帰り際に担当者がいないことがよくある。しかし、これが連日になっているとちょっと俺もイライラしてくる。戻って来るか来ないか分からない担当者を作業時間を超えても待つのはおかしい。この日も待てなくて電話をすると明日でいいと言われる。早く言えや。と思いつつも相手の忙しさも凄くわかる。たかが警備員ごときに構ってられないのも分かる。

モヤモヤが募り、俺は会社の担当者に電話をした。現場の担当者でも良かったが、自分の会社の考え方が分からない。勝手に俺個人が現場の担当者と話す話ではないと思ったのだ。とりあえず、支離滅裂ながら言いたいことは全て伝えた。結論としては、警備員の仕事が終わり次第詰所へ行って、いなければ事務所へ行くという話になった。まぁ、こんなもんだろう。

現場の担当者も会社の担当者も俺がいかに面倒かわかったはずだ。これでいい。仕事でなめられない為には、何でも言うことを聞くイエスマンではない事をアピールしなければならない。意見を言うようにすれば、面倒な奴だと思われて適当な態度を取られなくなる。なめられる仕事だからこそ頭を使わなきゃいけない。なんて偉そうな事を言ってるが、本当はモヤモヤしたくないだけなんだよな。

帰りの車の中で激しい頭痛に襲われる。イブで何とか治まったが、風呂にも長く入っていられず、視界も若干歪んでいたので直ぐに寝た。布団の中で目をつぶるとベッドがぐるぐる回っているように思える。