映画鑑賞5 未来世紀ブラジル

buraziru1自分が生まれる前にこんな凄い映画が発表されていたなんて。好きな方には大変申し訳ないが、個人的にはSFはあまり好きじゃない。どうしても独特の世界観が苦手でいつも物足りない感じで終わる。20世紀のどこかの国と言う設定だが、ブラジルではないのか?最初はコメディタッチで描かれており、大人も子供も楽しめる…ように見えるが、全くそんなことはないwシリアスで、迫力満点の世界観にSF好きじゃない俺も思わず虜に…。

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SFとなると頭ごなしに分かりずらいイメージがある。その世界に入り込まないと納得ができず、物語について行けなくなってしまう。「未来世紀ブラジル」は、その心配はない。普通の洋画である。飛び切りぶっ飛んだ世界ではないので、まだ理解できる。今の世界よりもちょっぴり先に進んだ世界と、簡単に受け入れられる。一見して便利な近未来都市という印象だが、実は上辺だけの近未来で実際はハリボテだらけなのが笑える。機械は重い通り作動しないし、故障ばっかり発生する。役所では、ヤル気のない奴等が働いていて…っていうのは今の現代社会と変わらないかw

主人公は、仕事の出来る真面目で優しい好青年で、ストレスの溜まりまくりの仕事から唯一解放される瞬間は、ヒーローになった自分が天使のような娘と空を飛ぶ夢を見ること。ある時、現実世界に夢で見た天使のような女性が現れ、主人公は女性を探す…が大まかなストーリー。物語も理解しやすくて、強大な悪を優しい化け物と倒しに行くとかいう非現実的過ぎないところも好感が持てる。ちなみに個人的には、ヒロインの女よりも、ちょっとバカなシャーリーが好きですw写真左の子、しかも主人公が嫌われててウケルw

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物語としては、どこか不思議の国のアリスっぽい感じがある。奇妙で異常な世界のはずなのに、誰一人違和感を感じずに生活している。そんな世界で暮らしていると、段々と違和感を感じている自分が狂っているんじゃないかと錯覚してくる。そんな舞台を、より際立てているのが景観や街並み、都市。発展している(と見せかけている)町や会社はとにかくデカくて、立派で未来都市…っぽく見える。その一方で、街はスラム街みたいになっていて治安もメチャメチャに悪い。そんな中で、街では汚いものを全て排除する動きが強く、飼い犬のお尻にバッテンのシールが貼られているのは笑った。

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ロバート・デ・ニーロが本当にちょい役で出てるのには驚いた。夢想の中で、日本の侍のような化け物が出てきたり、おたふくのお面のような日本っぽさが出てくるのも面白かった。なかなか突っ込みどころが多く、正直ネタでやってるのか本気でやってるのか判断がつかないモヤモヤする場面も多かった。最終的には主人公が廃人になっちゃう完全BAD ENDとなっているが、そもそも何処からが主人公の妄想だったのかが気になる。本当は、映画の一番最初から夢想だったんじゃないか…何て思った。ギリアム監督は、この映画を作るうえでストレスを感じすぎて、両足が2週間完全に麻痺したらしい。この内容だから精神がおかしくなっても不思議はないなー。

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