2005年6月3日(金)
雨が降ってたので斎藤の家の車に乗せてもらう。数学Bは成澤の隣りからHさんを見ながら勉強する。明日メアド聞くのかーと思い呆然と答えを見てた。HRはたる~く糸冬了。あの娘のパンツは白かった。及川くんと成等も帰ってしまう。とりあえず2年の女子2人と俺、月、山内、会長で生徒会やってるって感じにやっていた。OZWの車に乗せてもらった。サイコルシエムのヴォーカルが覚醒剤でタイーされたらしい。オ〇ニーもいまいちパッとしない。タバコとられたし。S子に女が好きになる男性像について教えてもらう。
①肉体改造
②さわやか+盛り上げのお笑い
③笑顔
④話のバリエーション
⑤制服の着こなし
禁煙して牛乳を飲んで170㎝代を目覚す。運動。そして猫背を直す。明るく前向きに目立つ!そしたらモテるらしい。やはり趣味や話題を増やすところからはじめないとな。猫背を直して前向き。明るく楽しく生きるんだ。これを目標に日々の行いを目指していくか。
2005年6月4日(土)
最悪な日だ。もう2度来ないでほしい。斎藤と成澤とバスに乗りソフトテニスの応援へ行く。TSUTAYAで及川くんと合流。電車ではメアドで頭がいっぱいになる。Hさんさえゲットできればなにもいらない。テニスコート周辺に。俺は心臓バクバクであの娘を探したが全くいない。二手にわかれて何回も女子テニスのコートをグルグルまわっていたが見つからない。500人近い女子高生の中をバカみたいに歩き周った。白い目で見るなよ。
完全に目的を見失い、俺は橋から飛び下りようとも思った。Hさんこそが俺の求める姫君だというのに。その彼女がいないなんて。セーラー服やミニスカートを成澤と眺めていると交番から電話がかかってくる。S子の番号を教えろという話になった。S子に電話をしたところ激しくキレてFへの怒りを露わにした。しょうがないので飯を食べに行く。マックで様々な会話をする。Fが急に謝まりだす。
もう1度はかない希望を胸にテニスコートへ行くもののHさんの姿はなく。雨まで降ってきてまさに最低。終わってやがる。駅へ戻り、ゲーセンへ行くと●●が女子と歩いているのを発見。テンションは下がりっぱなしになる。何も面白くない。バスは進まない。壮絶な眠気の中、成澤としゃべっていた。大雨の中、親父の車に乗って交番へ行く。奥でFと母親らしき会話が聞こえてきた。俺はソファーに座って待つ。30分くらい待っていると2mくらいある背の高い警官が来て、俺はFは違う部屋に連れていかれる。そこで自分についての様々な質問を聞かされる。3時間くらい取り調べられた。俺とS子は無罪になる。高総体なんて行ける状況じゃない。
2005年6月5日(日)
風邪をひいたので高総体を休む。どうせ行ったところでHさんには会えないんだ。成澤や及川くんはもう行っただろうか。Hさんだけが俺の心の支えだ。 彼女は何が好きで、どんな音楽を聞いて、どんな芸能人が好きで、どんな映画を見るのだろう。Hさんがどんな話をしているのか。そんなくだらないこと1つ1つが気になって。俺は生きてるここちが全くしない。将来の夢なんかない。毎日毎日女ばっかり追いかけて。バカまるだしにふざけまくる。死にたい気持ちだけが高まっていく。Hさんを想うたび、やるせない気持ちだけが膨らんで他のことが何も手につかない。
寝ていた。OZWから電話がかかってくるが無視。どうせ明日のことだろ。部活の応援なんて行きたくない。どうせHさんは来ないんだし。暑い。英語を勉強する。やりたいことが見つからない。警察官になるには国家公務員Ⅰ種、もしくはⅡ種をゲットしなきゃなんないらしい。Hさんは医療系へ行くらしい。メアドさえ教えてもらえればメールで進路の話ができたかもしれないのに。もしかしてHさんのことを見てたのがバレたのか。ストーカーだと思われたらヤダな。ショックで死ぬかもしんない。S子にメアドを聞くという話をしたところ、しゃべらない人にメアドを聞くと警戒されるらしい。確かに、急にメアド教えてっていうのは厳しい。まあ希望は席替え。友達の女の子たちから離れて、俺の近 くの席になってくれれば。でも好かれてはいないだろうなー。
2005年6月6日(月)
高総体3日目。今日は部活の応援に行く。俺はサッカーと聞いていたのにバレーで全くひどい話だ。9時に行くが誰もいない。山内も会長もいないのでここの最高責任者は俺となる。でも俺にこんなたくさんの人を動かす力はない。てきとうになんとかなる。及川くんの隣りに座る。しばらくバスに揺られること数十分。月や山内と合流。パーキングエリアは26度というキチガイな暑さの下で豚丼を食べる。田舎は何回来てもつまらない。まああちこちの女子高生を見られるからいいけど。可愛い娘。足の綺麗な子。試合はあっという間だった。なんも面白くない。喉は痛いし。金は2年にいじられるし。及川くんと金と コンビニ行って帰宅。「僕といっしょ」を読んだ。
2005年6月7日(火)
高総体代休1日目。風邪も治った。あんだけ眠れば治るに決まってる。9時半頃ノロノロと起床して午前中はパソコンをして終わる。「素晴らしい世界」を読む。勉強もくそだるい。おじいちゃんたちが来るが俺はコミュニケーションをとる気分じゃない。気持ち を新たにAVを見ることに。マジ嫌い。 俺は本当に駄目だ。人間のくずだ。森下くるみのAVなんかもういいや。やっぱり家の中は地獄だ。死という文字がこの部屋中を覆っている。前は自分の部屋しか愛せなかった。でもいつの間にか自分の家がもの凄く嫌いになっていた。自分1人という孤立が怖すぎるんだ。好きすぎて。
2005年6月9日(木)
本当に残酷だ。俺は今最高に死にそう。HさんのメアドをGETすることしか頭にな い。そんなちっちぇことで悩んでんじゃねえって思うんだけど、どうもうまくいかない。つーか俺意志弱すぎ。メアドでここまで騒ぐ奴いねえし。今日は及川くんの上靴を置いてお く為に早く家を出る。でも本音はHさんの来る時間帯を調べるため。20分だかに到着、教室でぼーっとしているとHさんの友達が2人が入ってきて、しばらくしてHさんが入ってきた。この時間がチャンスだ。2人が来たと同時に教室を出ればHさんは1人。けどそんなにうまくいくか?
化学もぼーっとしていた。今日の授業はほとんど自習だったので俺は1人だけハイになってぶっ飛んでいた。もう 評価下がりまくり。でもいいんだもう。成澤が俺を呼ぶので行ってみると某女子のパンツが丸見えになっているじゃないっすか。恥じらいゼロかよ。斎藤は●●の彼女である〇〇さんの力で狙っていた女子のメアドをGETした。うらやましい&ショック。俺的にはそれこそ自殺レベルだ。
お好み焼きに行くことになる。俺は及川くんと生徒会室を掃除して、俺は斎藤と成澤のいるトトロードの橋へ行く。斎藤がいきなり原付に乗って行くとほざき出した。しょうがないので俺は1度家に戻って、お好み焼き屋へ行く。必死に自転車をこいで行くと駐車場に誰もいない。みんなジャスコにいやがんだって。キレた俺は激怒して「シガテラ⑤」を買って帰る。
斎藤が狙っている女子とメールをしていると聞き、俺もアドを聞こうとしたら。Hさんに聞いてからだって、明日の数B気まずいし。斎藤がうらやましくてたまらない。いつでも俺は駄目だ。でも、22:32 斎藤がHさんのメアドをGETしてくれた!マジ幸せ!もうヤバイくらい最高。今まであせっていたのがバカみたいだ。○時過ぎに〇○さんからメールが来たので少しだけメールした。もう天にも昇るような気分だ。なんという幸せ。 俺は今、Hさんのメアドを手に入れた。アドレス帳にもしっかり入っている。まさかこんなにも簡単にゲットできるとは思わなかった。今日あった色んな嫌なことも全て忘れることができそうだ、マジで。斎藤やS子、〇○さんに感謝しつつ眠る。
2005年6月10日(金)
朝起きて携帯を見ると、Hさんからメールが届いているじゃないか。ほんの数回のメールだったが俺は最高に嬉しかった。なぜだかわからないが女の子のメル友ができるとAVやH本を見るのが無性に恥ずかしくなる。それにしてもなんて希望に満ちた朝なんだろう。数Bの時間から早速気になるHさん。君がいるから俺は生きている。そんなかんじ。HRはしおりがないので終了。午後は午後でやる。斎藤としゃべりながら帰宅。もちろん話題は女。〇○さんとったら殺すと言われた。 家に帰ってHさんとメールをする。最初は進路の話をしていたんだが急にHさんが●●(男子)の話を出してきた。もう気分悪いわ。絶対Hさんは●●が好きだ。斎藤、俺はもうだめみたいだよ。やめよう。女はやめよう。無理なんだよどうせ。プラス指向で生きていくしかない。