2001年9月23日(日)~2001年9月24日(月)
【19年前の俺の説明】
女に飢えていた俺たちは、女子のパンチラに全力を注いでいた。勉強はしたくない、部活もやりたくない、だけど女子のパンツはどうしても見たかった。でも、この時に見ていて良かったよ。32歳になると女子中学生のパンチラを見る機会なんか絶対にないもんね。
純太郎は、4人いるバドミントン部男子の中でも特別ヤル気があり、自主練習も頑張っていた。頑張るのがカッコ悪いと思われる中学時代によく頑張ったものだと思う。もちろん4人で一番ヤル気がなかったのは言うまでもなく俺であった。ただ、純太郎は上手くいかないと機嫌が悪くなり、試合中でも露骨に態度で表しており、応援していた我々は恥ずかしさのあまり、試合会場から離れていった。あとは、周囲を確認せずにはしゃぐので知らない人に笑われることも多かった。
吉野家の事件は、覚えている。俺と純太郎がカウンター席で牛丼を注文した。純太郎の隣には、メガネをかけた男性が1人で来ていた。俺と純太郎よりも先に座っていて、先に注文していたんだろうが、なぜか俺達の方に先に牛丼が届き、隣の男性がブチ切れた。「なんで俺より後のヤツが先なんだ!!」と、ほぼ満席の吉野家店内で、大声でキレていた。俺達は、なぜか気まずい思いをした。この男は、肉が見えなくなるくらい紅ショウガをぶっかけて、真っ赤に染まるまで七味をぶっかけた気持ちの悪い赤い牛丼をキレながらガツガツ食っていた。アイツ、今頃何やってんだろうな。