映画鑑賞12 ソドムの市 
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映画は、見る対象がいるからこそ生まれる。監督が知恵を絞り、いかに面白く素晴らしく表現するかを試行錯誤し、沢山の人間が力を合わせて誕生する。「ソドムの市」は、最低最悪な糞映画だと声を大にして言える。こんな糞小説をわざわざ映画化した変態監督が、奇才パリゾーニ監督である。

「ソドムの市」は、過激なだけでなくイタリアを批判した内容も含まれており、ネオファシスト勢力からの強い反発を受ける。その結果、パリゾーニ監督は、謎の死を遂げることとなる。詳細は下記の通り。

1975年11月2日、同作の撮影を終えた直後のパゾリーニはローマ近郊のオスティア海岸で激しく暴行を受けた上に車で轢殺された。享年53歳没。『ソドムの市』に出演した17歳の少年ピーノ・ペロージが容疑者として出頭し、「同性愛者であったパゾリーニに性的な悪戯をされ、正当防衛として殺害して死体を遺棄した」と証言し、警察の捜査は打ち切られた。しかし当初から少年による単独犯としては無理のある内容であり、ネオファシストによる犯行とする陰謀論が主張された。現在も真犯人は判明せず、その死の真相を巡ってはアウレリオ・グリマルディ監督の『パゾリーニ・スキャンダル』(1996年)など多くの映画や伝記本が製作されている。
(Wikipedia引用)

イタリアでは、「わが国民はまだこの作品が理解できるレベルに達していない」というとってつけたような理由で上映禁止、ヨーロッパではほぼ全面的に上映禁止。本当に何のために作ったのかわからない嫌われっぷりのようだ。

とにかく内容がエグいので、心臓が弱い方にはお勧めできない。内容が最悪な上に収録時間も長いので物凄く疲れる。ショッキングな内容が多く、ラストはさらに過激。それでも見たいなら是非w

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