天より下にありし者 交通誘導員 680日 ポッポが亡くなる
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今日もボンヤリと警備員業務に従事していると嫁がLINEが来ていた。パッと見て長文だったので、良くない話だと直感的に感じた。1時間くらいの間に4通くらい来ていた。内容は4羽いるうちの一番おじいちゃんの文鳥ポッポが亡くなるかもしれない⇒こっちに戻れないよね⇒亡くなりましたみたいな感じ。

実はだいぶ前から体調は悪くて、パートナーのメス文鳥メメが亡くなってからは意気消沈していた。それから新しく来たメウがメメに似ていたこともあり、俺もまだまだ頑張るぞと元気いっぱいに張り切っていた。メウはオスなんだけどね。その後、お腹に出来物が出来て膨らんで、飛ぶのや動き回るのが大変になってきた。体力も目に見えて落ちてきて、ボンヤリとしていたり、寝ていることも多くなってきた。ここ数日がヤバいかもしれないと薄々は感じていて、正直いつでもありえるとは思っていた。最近妙に懐っこかったので、俺や嫁に具合の悪さを訴えたかったのかもしれない。常に近くで様子を見て、たまに頭や手元に乗って休んだりしていた。寝ている嫁の顔の上に乗っかって、丸くなったりもしていた。亡くなった後に嫁が「視線を感じなくなった。もしかしたらポッポに見守られていたのかも」と呟いていた。

ポッポは俺が8年くらい前にホームセンターで飼った。そのホームセンターは劣悪な環境で、カゴの中にいる文鳥たちはどことなく元気がなさそうに見えた。本当は全部飼ってあげたかったが、そうもいかないので直感で1羽選び、それがポッポだった。店員の扱いがクソだったようで、ポッポはずっと人の手を怖がっていた。あの時、ポッポは俺を救世主か何かと思ったのかもしれない。何となくだけどポッポは俺を信頼していた気がする。今は天国でメメと一緒に仲良くのんびり暮らしていると思う。ありがとう、ポッポ。

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