2020年4月15日~4月17日 コロナ関係なく警備員三昧
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何でもかんでもコロナコロナでイライラするが、悩んでも仕方がないし、日雇いガードマンたるもの稼ぐためには自主隔離なんかするわけもなく、今日も元気に労働三昧である。

そもそも「家から出るな!!」「出る奴はクソ!!」みたいなことを抜かしている奴が多数いるが、別に好きで働いているわけではない。金を稼ぐために働かざるを得ないわけで、毎月決められたお金が国から出るのであれば日本中の労働者が喜んで自主隔離するわけである。

昨夜の揉め事で全然睡眠できず眠い。あくびを何度もしながら現場へ向かう。信号待ちをしていると、後ろの車から運転手が降りてきて、コツコツと窓を叩く。そこには同じ会社でガードマンとして働いている軍人さんが笑顔で立っていた。そんでチオビタをくれた。今日は現場が近いらしい。

ちなみになぜ軍人かというと朝→夜→朝の連続(約24時間)をぶっ続けで働く化け物だからだ。正気とは思えない。翌朝は、軍人さんを某有名ドラッグストアでお見かけした。こちらに手を振っていたが、おそらく車中泊していたんだと思う。昨日の朝~夕まで立って夜勤。夜勤後に朝~夕というコースのようだ。まさに地獄。以前は名古屋でタクシーの仕事をしていたらしいが、そっちに比べると大したことないらしい。名古屋は運転ルールが悪く、赤信号になった後も5台くらいは平気で進むんだとか。

俺は何をしていたのかといえば、ここ数日は夜勤が車線切替をした道路を確認しながら、単管バリケードを仮設ガードレールに交換する作業に付いていた。結構交通量の多い車線を1本減らし、しかもカーブがある場所だったため、お年寄りの車両がいつも通りの感じで逆走。それを見かけ次第、警笛を鳴らして旗を振り、注意を促す。

2人体制でやったが、とにかく危ない。看板やポールを立ててみたものの、老眼の老害がそれを見るわけもなく、どんどん突っ込んでくる。中には単管バリケードとカラーコーンにぶつかっても気にせずに進む軽トラまでいた。別にこっちはいいんだけど、そっちはいいのか?

単管バリケードを仮設ガードレールに交換する作業も大変だった。幅の狭い道路でやっていたので、数センチ先をダンプや一般車両がガンガン走り去っていく。徐行を促すが誰も見ず、警笛を鳴らしながら隙を見て仮設ガードレールを設置していた。ものすごく神経を使った一日だった。全作業が終わり、作業員さんが「もう、やめましょ。怒られたくないし」と言って解散。

全ての仮設ガードレールが設置し終わり、やれやれ終わったと安心していたのもつかの間、バス運転手からのクレームがあったため、設置し終わった20本近い仮設ガードレールを全部20センチ下げるという作業が翌日に開始。

あんなに頑張ったのにマジかよ……。誰もが心に思いながらも口には出さず、また端っこから少しずつ直していく。何度も何度も大変だなぁ~と常にガードマンはどこかしら第三者視点になりがちだ。まあ、作業員に比べたらそんな忙しくないからね。

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