世界の大富豪をテレビで特集していた。総資産が何千億、何兆円という人らしい。巨大な門から敷地へ入り、壮大な庭が広がっている。重厚な扉を開くと、日焼けした爺さんが出てくる。見た目はどこにでもいる普通の爺だ。馬鹿みたいに高い天井に、ピカピカの壁や床、高価そうなインテリアが並んでいる。失笑してしまいそうな爺と家族のデカい自画像が飾られている。その下に大統領が座るような糞偉そうな椅子とテーブルが置いてあり、爺がそこに座る。庭にはプールがあり、パラソルの下でパソコンを打つ。そこに娘と孫娘がやって来て、お爺ちゃんにチューをして両脇に腰掛ける。爺が娘と孫娘を抱き寄せ、カメラに向かってにっこり♪
感想は一言、いや一文字でいい、糞だ。それにしても大富豪と富豪は何が違うんだろうか。1兆、1億、1千万の暮らしはたいして違わないような気がする。置いてある物の金額以外は変わらないだろう。むしろ1兆や1億で命を狙われるよりも、1千万で目立たない暮らしをした方が安全だ。しかし、金持ちになったことろでこんな暮らしなのかーとガッカリ。年収500万円位の暮らしと変わらない生活だと思う。やっぱり金があっても仕方ないと自分の生活を振り返ってみるが、ないよりはあった方が良いわけで…。
最近思ったのが、俺は戦時中に生きていたんじゃないかと思うことがある。気でも触れたかとお思いか?そうかもしれない。幼い頃から刀に魅力を感じていて、下手くそな絵で侍の漫画を描いていた。小学生の頃、はだしのゲン、原爆の写真集を異常なほど読み漁る。中学時代にサクラ大戦が好きで、真宮寺さくらの髪形にしようか悩む。鳥肌実が好きになる。軍歌や軍服に憧れ、というよりカッコいいと思う。海色や吹雪を聞くと妙に心が高ぶる。花魁というおっぱいパブに行って嫁に怒られる。落語が好き。戦争映画が好き。戦争の夢を見る。殺される夢を見るなど…。占い師に前前前世を見てもらいたい。
実家から持ってきた俺の私物が片付かない。沢山ありすぎて何から手を付けたらよいのかがわからない。恥ずかしい、痛いやつが大半なので処分する為にわざわざゴミ袋に入れて持ってきた。実家で捨てたときに情報が漏洩すると困るので田舎で燃やす予定だ。写真や手紙はどうしよう。捨てにくいし保存するのも面倒だ。普通はどうしたらいいんだろ?メルカリで出すかな?