天より下にありし者 交通誘導員 3日目 緩い
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マジで危なかった。もう少しで遅刻するところだった。みんな集まってるからラジオ体操終わったのかと思った。走ってったらラジオ体操はまだ始まってなかった。本日は70歳のお爺ちゃんとペアで電話工事の誘導警備。この爺ちゃんがとにかくスゲー喋る。担当の班が、佐藤班(仮)って言うんだけど、「そんな班はない。加藤班じゃないの?」と真顔で言われる。多分、お爺ちゃんは佐藤と加藤を間違えてる。その後、お爺ちゃんが「佐藤さんですか?」と担当の電気工事の人に声をかけた。その人はボソッと「俺、佐藤じゃないんだけどなぁ」と呟いてた。いや、訂正しないんかい。

電話工事の誘導警備は、移動時間が結構かかる。移動時間の間、誘導警備をしないでいいと考えると最高。移動途中でコンビニに寄り、その時にお爺ちゃんからWANDAを貰う。おお、これぞ働く現場系の友。朝はワンダですな。しかし、かなりの確率で缶コーヒーで下痢する俺。今回は大丈夫だった。

今回は最初の1時間が移動時間で浮いた。人通りの少ない道で電気工事。晴天、そして日差しが半端ない。研修でガッツリ学んだ内容はゆるゆるで、旗じゃなくで誘導棒、トランシーバーも「白、軽、34」とかじゃなく「乗用車入りまーす」「はいよー」みたいな感じ。Sさんに聞かれたら注意されそうだ。急に「休憩しよう」とか言い出すし、車も結構見逃してる。この緩さに少し安心する。電話工事の業者さんも口数は少ないけどジュースをおごってくれたりしてメチャクチャ優しかった。

「金玉があがる。俺はもうたたないけど」と言ってお爺ちゃんが2本くれた。一応飲んだが、後半戦は結構これで乗り切れたかもしれない。1日かけて15台くらいしか車は通らなかった。とにかく長い。集中して、時々身体を捻ったり、屈伸とかして、とりあえずボーっと突っ立ってると思われないように動いていた。個人的に3時間が限界。それ以上は集中力が極端に落ちる。移動時間、休憩時間を抜けば実際に立っていたのは5時間くらいか?ちょっとした休憩が意外と助かる。特に昼の車で横になる時間は必須。これなきゃ倒れる。昼も休憩も勝手に入るのがウケる。誰も何も言わないで休憩やお昼が始まる。そして、何となく終わる。時間も特に決まってなくて、そろそろかって感じでみんなうろつきだす。

あと急な左折で電話工事の大事そうなコードが車の下敷きになっちゃって、担当の人が結構慌てていた。俺の誘導が悪かったのか?怒られるかと思ったが、担当の人は何も言わずに作業を続行。何事もなかったかのように…。んーまぁ大丈夫だったってことで。もう眠い。明日へ続きます。

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