お笑い業界での『差別』は結局面白いからAマッソも金属バットもしょうがない

俺の思考

ちょっと出遅れたネタになるんだけど、ネットニュースでAマッソのネタが不謹慎で問題になったらしい。女子テニスの大坂なおみ選手に必要なものを聞かれて、「漂白剤。あの人日焼けしすぎやろ!」と発言したという。これを単独ライブではなく公の場でやっちゃったもんだからフルボッコにされたようだ。

お笑いの話をすると直ぐに親を殺されたくらいの勢いでブチぎれるお笑いファンもいるので、あくまで個人的な感想としてとらえて欲しい。つーか嫌なら読むな。率直な感想で申し上げさせて頂きますと仕方がない。なぜなら差別は面白いからだ。差別が面白いと言うと大多数の人が「差別だ!!」「酷い!!」「何が面白いかわからない!!」「お笑いファンとして最低!!」と騒ぎ出す。しかし、差別やタブー、ブラックユーモアは、かなりレベルの高いお笑い…っていうとまた「差別だ!!」「レベルの低いお前が言うな」的な発想に囚われそうだな…。

それじゃあ聞くけどマテンロウのアントニーの姿で笑うのはどうなの?あれだって立派な人種差別だと思わないか?アントニーは、ハーフの見た目なのに英語が話せないという笑いでお客さんを沸かせていた。でもそれは、どう見ても黒人(アメリカ人)なのに日本人とかアハハハハって笑いであって問題と言えば問題なんじゃないかと思う。あと極端に言えば、コンビの中で背が低いことをネタにしたり、太っている人がデブをネタにしたり、芸人が裸になってテレビでモザイクがかかったり、暴力に近いツッコミ…そもそも、そういう世間的によろしくない内容は、葬式で笑っちゃいけないというのと同じで何か面白かったりする。嫌悪感を抱く人がいると同時に、面白いと笑う人間がいる。

アメリカでも肌の色や顔で人種差別をネタにしたブラックユーモアがある。映画でも差別的な発言を連発している。それくらい人間は差別がそもそも好きなんだと思う。ダメだとわかってるけど言ってしまう、やってしまう。だけど、そういう笑いが大好きな人たちもいる。鳥肌実とか江頭2:50とか、他にも地下芸人・カルト芸人と呼ばれるヤバい芸人がたくさんいる。そして、俺も結構好きだ(笑)世の中のタブーをガンガン連発して、汚い言葉とネタで想像を超える酷い笑いを提供する。

Aマッソは、あんまり好きじゃないんだけど加納愛子がボケにまわった時の異常な面白さは衝撃を受けた。なんで村上愛がボケなのかよくわからない。絶対に逆の方がいい。ネタのスピードも速くなるし、ボケの数もすごく増えそうなのに…っていうのは趣旨に反するな。金属バットも大好きなんだけどネタが過激すぎるから地上波は無理だろうなぁ。

この2組の良さは、やっぱりやりたい放題の過激な破天荒ネタなわけで、そうなるとアヴァンギャルドな差別ネタや毒舌ツッコミは、当然使いこなしてしまう。ただ、さすが知名度があり、腕もある2組なので、どちらもファンがたくさんいる。だからこそ、これからも差別ネタをガンガン使ってほしい。そして、お笑い界で大暴れしてほしい。

ただ、世間にはウケないし、お笑い界のトップにはなれない…。それが差別ネタを使う芸人の宿命だと思う。どれだけ良いネタをこしらえても、差別は世間的に良しとされていない。CM、イベント、出演できる番組も限られてくる。毒を吐いて人気だった芸人もMCとかの話が来れば、自然と丸くなっていく…そういう中堅芸人さんが今もなお偉そうに司会やコメンテーターを気取っている。あれはあれで嫌なんだけど、どうせ世間には向かって差別ネタをぶち込みたいなら地下のライブハウスやユーチューバー、amazonプライムで好き放題やるのが良いのではないだろうか…。

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