俺とアイドル【ハロプロ編】小学校中学校で調子に乗っていた奴ほどアイドルにはまって抜け出せなくなっている

俺が生まれて初めて買ったCDは、ゲオで購入した松浦亜弥のファーストアルバム「ファーストKISS」だ。(全く関係のない話だが、このゲオで俺の友人は自転車を2回盗まれているwはははw)当時俺は中学生。アイドル界はハロプロ全盛期だった。しかし、思春期で好きなモー娘。メンバーを言う事自体が恥ずかしいほど我々男子はウブであった。クラスの女子に唐突に聞かれた「モー娘。で誰が好き?」という質問に「なっち」と呟いた中1のある日を俺は覚えている。他の学校がどうだかわからないが、俺の学校では後藤真希、加護亜依が圧倒的な人気だった。そして、ファンもバランスよく分かれていた。これもつんく♂のセンスなのだろうか……。町にはアイドル写真館という店があり、壁中にアイドルの生写真がぶら下がっていて、スーツ姿の項垂れた中年男の店員が丸椅子に座っていた。暗黙の了解で誰も深くは話をしなかったが、確実にリストラされたような男性だった。

ハロプロのファンクラブに入るとグッズが買えると聞いて入会はしたが、ライブには行かないし、グッズも高額で何も購入できず、本当に何のために入ったのかわからないまま俺のハロプロファン魂は冷めていった。松浦亜弥や藤本美貴が現れ、多少聞いてはいたが気持ちの高ぶりは浅く、俺の欲望は2次元(アニメ)の世界へ逃げ込み始めた。そして、清楚なモー娘。や松浦亜弥よりも性的な表現を全面的に押し出しているソニンに気持ちが傾き始めた。もはや歌とか見ていて可愛いという感覚では満足できない性的衝動を思春期童貞少年は求めていたのである。※ソニンについては「軽自動車検査協会×国分町×おっぱい×ラーメン×スーファミ×松浦亜弥」の記事を参照。むしろCDやケースはオマケでエロジャケを手に入れるのが購入の目的と言っても過言ではない。

EEJAMPが狂い始めて、ソニンがSODの変な映画みたいなのに出だし、いよいよハロプロが低迷しだすとアイドル熱が急激に冷めた。その頃は、パンクやハードコアやいつものサブカルチャーミュージックに財をつぎ込んでいたのでアイドルどころではなかった。敢えてアイドルと言えば田村ゆかりやかないみか等の声優、もしくは眞鍋かをり、小池栄子、MEGUMI等のグラビアアイドルだった。歌うアイドルと比べてグラビアアイドルは、中学生にとって入手困難な代物だった。恥だけは絶対にかきたくないお年頃なので、新聞記事の下にある週刊○○の広告にちょこっと載っているグラビアアイドルの白黒写真を2枚切り抜き、セローテープで両面をくっつけて生徒手帳に入れていた。完全に性格異常者の行動だが、当時は他に方法がなかった。今でこそAVやエロ本を何の躊躇もなく購入できるが、当時は命がけだった。ちなみに切り抜いたグラビアアイドルは眞鍋かをりと小池栄子。その年に自分の金で眞鍋かをりのカレンダーを買った。

そう言えば松浦亜弥が宣伝していたシャンプーも買った。資生堂から出たカラフルなパッケージに派手な香りのまさにハロプロ黄金時代を象徴するような酷い出来で、海外のドギツイ洗剤のような香りだった。香りは2種類で「イチコロベリー」「チヤホヤチェリー」。当時は、こんな異常な商品を真顔で購入しているんだからテレビの洗脳は恐ろしい。しかし、今見ても可愛いな。アイドルに興味がないヤンキー風の友人ですら松浦亜弥は別格で「サイボーグ」と発言するほど褒めたたえていた。

モー娘。の曲で「ザ・ピース!」という曲があり、馬鹿な友人とPVを連続再生したのを覚えている。恐らく2時間はぶっ続けで流していたんじゃないだろうか。しかも、作業用BGMではない。友人と2人で無言で「ザ・ピース!」を延々に見つめるのだ。第3者から見れば気が触れてるジャンキーにしか見えないだろう。ある時、その馬鹿な友人が「ゴマキ(後藤真希)の電話番号を手に入れた」と狂ったように騒いでいた。友人が鼻を摘まみながら自宅の子機(携帯が存在しないので)で番号にかけると確かに女性が出たらしい。会話は勿論できず「え?誰ですか?」と言われて切られる。本人は「間違いなくゴマキだった」と言い張っていたが何の根拠もない。