天より下にありし者 交通誘導員 20日目 熱中症日和
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なんで証明写真みたいなサイズなのかはさておき、晴れたり曇ったり暑かったり寒かったりのむちゃくちゃな日だった。ろくでもない。朝礼の時点でなかなかに危険な一日になることは予想がついたので、水分補給と塩飴に命を懸けた。日差しが最強クラスに強い。もしや今年一番暑い日なのではないか。こんな炎天下の中、俺とジジイは立たされるわけだが、ジジイに問題が発生する。

現場の若い担当者が、俺に近づいてきて「○○さん(ジジイ)、どうですか?」と聞いてきた。なかなか珍しい事なのでよくよく聞いてみるとジジイの誘導が結構危ないらしい。ダンプが入ろうとしているので出そうとしたり、ダンプの運転手の中で噂になっているのだとか。担当者は、「可哀相だし、少ししたら会社(俺のバイト先)に連絡しようかと…」と言っていた。なので、俺が若い担当者の代わりに会社へ連絡しておくと伝えた。まぁ、なんとなく危ない気はしたが、他にも楽な現場はあるだろうし、ここじゃなくてもいいだろう。この件に関しては昼間に担当に連絡して終わった。

午後は午前にも増して暑かった。水筒を近くに置いて、少しでも喉が渇いたら水分を補給するように心がけた。砂埃が舞い、目が霞み始める。15時くらいの休憩で30分休む。いつもより10分くらい早い。休憩をあがった現場の人達は軽く片づけをすると「ごくろうさん、終わり」と言ってその場で終了。午後はほとんど作業することもなく終えた。いつもより30分くらい早く終わり、ほとんどの作業員が既に仕事を切りあげて帰って行った。なんでもありかよ。俺は電話でジジイを呼び寄せ解散。16時であがれるなんて最高だな。現場最高。

濃い物が食べたくて仕方がなかったので嫁を叩き起こして中華を食べに行く。五目焼きそば、エビチリ、ドリンクバーで、餓えた家畜の如く食らいついた。あまりにも腹が減り過ぎていたので、五目焼きそばの写真も撮っていない。それにしても中華ってうまいよなぁ。

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