なかなか信じがたい話だが亡くなったみたいだ。やっぱり長生きしていたと言いつつも何かの拍子でバタッと亡くなるんだなあ。毎日登山をしているので体調は良く、全然ボケてもなかった。何年か前にちょっと入院したり、バスでぶっ倒れそうになったり、そんな事はあったらしいが、それにしても急だった。祖父と祖母で暮らしていて、その日は朝から体調が悪かったようで、祖父だけが登山へ。帰って来ても具合は悪かったようで、皿洗いは祖父がやったらしい。背中が痛いと言うので擦ってやると、「痛い痛いっ!」と叫び、そのままバタリと倒れてしまった。後は救急車が来たりなんだりしたのだとか。3月10日87歳だった。ちなみに父方の叔父、祖父、祖母は東日本大震災で亡くなっているので3月11日で1日違い。
忌引きで休んだが葬儀にだけ呼ばれた。まあ、遠いしな俺。いざ亡くなったと聞いても実感がない。俺も34歳だし、大号泣はしなかったものの寂しいし悲しい。去年、敬老の日で花を送った時は大喜びしてたし、1か月くらい前も電話をした時元気だったのにわかんないもんだな。葬儀まではやる事がないので普通にリングフィットしたり、エロ小説書いたり、嫁の喪服を買いにウロウロしたりした。
セレモニーホールまで大豪雨。なんか意味がありそうだ。しかも、まさかの遅刻。お祖母ちゃんに怒られそうだわ。でもこれくらいいじゃ怒られねーよな。三万包んで、花代二万円出して、色々諸経費で結構な金が出て行ったが、この何十倍も人生で貰って来たのでヨシッとしよう。ご家族はしんみりでしたが、葬儀ですからねー。悲しい悲しい。でも、俺は何日か前に『神様とのおしゃべり』という本を読んでいたので全然大丈夫です。妹は結構泣いていたな。あと嫁がギャン泣き。意外と人が来ていて驚いた。俺の時は誰も来なくていいよ、マジで。顔は凄く綺麗で、俺が妹と折半して買った花も飾ってあった。
葬儀の時に坊さんがよくわかんない変な棒をクルクル回し始めた。机とかにカツカツぶつかってて笑いそうになった。マスクしててよかったー。あとシンバルね。あんなん笑うわ。おじいちゃんはもちろんガックリって感じだったけど、母親は全然泣いてなかったな。それどころか俺と一緒にふざけたりしてるくらいだったから、さすがだわ。火葬場で蕎麦とかつ丼を食べる。最近の葬儀場は綺麗だなー。沢山の人が焼かれてんのね。火葬し終わった後に骨を箸で動かすんだけど、なにこれ。凄くシュールだよなーこれ。他にもいろいろあったけど、書くのが大変なのでもういいや。納骨までいて、家の片づけを少し手伝ってから帰宅した。とても疲れた。