仙台に住んでいた頃は、何かとサンマをいただく機会があり、発泡スチロールで2人じゃ食えないほどもらい、友人に配って回ったほどだった。気仙沼では、漁師の朝食を再現したサンマを食すイベントがあり、わざわざ出向いて2回ほど食べに行った。今くらいの時期になるとサンマが恋しい。そんなわけで最寄りのイオンへ行くと1匹198円。んー高いねぇ、やっぱり高いと言わざるを得ない。俺の中では1匹98円のまま止まっているから値段は倍だ。小柄で厚みもない感じ、でもサンマはサンマだ。
秋刀魚1日目。嫁に焼いてもらう。嫁はワタ(黒くて苦い部分)が大嫌いなので頭ごと千切り取りワタも処分しておく。逆に俺はワタが大好きなので頭付きのワタ付き。皮がベロリと剥がれてしまっている。大根おろしとカボスで食べる。実は少なかったが、やっぱりサンマ最高。しっぽ周辺が生焼けぎみ。
秋刀魚2日目。俺氏挑戦の巻。ネットで美味しい焼き方を学んでから挑む。
①包丁でウロコを取る。
②流水で水洗い。
③キッチンペーパーで水気を取る。
④サンマに塩を振る。
⑤✖印の切れ目を入れていく(火の通りが良く、見栄えも良い)
⑥焼き網を熱する。
⑦網に油を塗る。
⑧切れ目を入れた方を焼く。3~4分。
⑨裏返して6~7分焼く。
敗因としては網の熱し不足、網に塗った油にムラがあったんだと思う。✖印を付けた側の皮が網に張り付いてしまい、裏返す際に全部剥がれ落ちてしまった。1日目よりは上手に焼けていたが、美味しい部分が焼けただれてしまい惜しい事をしてしまったと後悔。
秋刀魚3日目。ダメだ!網をガッツリ熱して、油もたっぷり塗って焼いてみたが、ボロボロになってしまう。嫁のサンマは成功していた。てことは原因はやはり『腹ワタ』だな。横から様子を伺っていると焼いている最中に『腹ワタ』が、網をくぐり抜けてボタボタと墜落している。ワタの部分は皮に広がり、それが網にくっつき、ひっくり返す際にボロボロになってしまう…とこういうわけだ。次回からは『腹ワタ』を取ってから食べるとしますか。