2024年5月29日 入院俺日記2~基底細胞癌手術2回目~【2日目・手術】
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 昨夜20時以降断食で空腹の絶頂となっている。15時半を予定しているので出番はまだまだ。二人部屋で相変わらず隣りが空きなので、一人部屋の個室を満喫している。しばらく誰も入って来ないといいなあ。前回無料で交換し放題だと思っていたレンタルがやっぱり金かかってて、受付の人がわざわざ病室まで来てくれた。ばっくれ失敗です。

 どうせ隣もないのでイヤホンをしないで、音量低めで映画を見ていた。Amazonプライムで映画のバトル・ロワイアルが無料で公開されていたので、早速見ることに。やっぱり面白い。柴咲コウと栗山千明が美少女過ぎる。本当はキャラクターが逆になる予定だったらしい。それにしてもメンバーが豪華すぎる。それから家から持ってきたキルビル①を見る。なんで①はあるのに②は無いんだよ。

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 急に看護師さんがやってきて、15分後に手術するとか言い出す。まだ14時前なんですけど。でも、こういうのは早いに越したほうがいい。なんでも嫌なことは先がいい。

 手術②

 メチャクチャ痛かった。俺の意識がある中では人生全部ひっくるめて痛さ№1。超激痛でさすがに声をあげた。それくらい痛い。前回の比にならない。まず始まる最初のアニメ声の看護師が打った点滴が痛かったが、これは地獄の序章に過ぎない。

 最初は手術した部分に麻酔をして、それは大して痛くなかった。大体想定していたくらいの痛み。問題は鼻の左下の部分の麻酔だ。この部分を切り取って、鼻に貼り付けるんだけど、この部分の麻酔が死ぬほど痛い。顔面を切り取っている感じ?「ぐううううう」と声をあげてひたすら耐える。麻酔の注射を打たれているというより、顔面を直接メスかナイフで深く切られているような痛さだった。今まで生きてきてこんなに痛いと思ったのは初めて。人生最高レベルの痛み。マジで地獄。涙が出なかったのが不思議なくらい。局所麻酔は意識があるから本当に辛い。

これがアドレナリンのジェイソン・ステイサムとキルビルのユマ・サーマンだったら耐えられる

とよくわからない精神で耐え抜いた。

 激痛の麻酔が終わってからは、痛みはない。そこから先はただただ手術が終わるのを待つだけ。顔中を弄られている感覚はあるけど、痛みや痒みや不快感は麻酔をしているからない。顔に張り付いているゴムマスクを引っ張られているような感覚って言えばわかるかな?先生や看護師さんが色々言ってくるけどほとんど覚えていない。鼻の穴にまた色々突っ込まれて、色々切ったり貼り付けたり縫ったりしていた。隙間から見えるから気持ち悪いっちゃ気持ち悪い。でもまあ上手くやってくれるでしょう。手術する直前に30分とか言っていた予定時刻はまさかの1時間半だった。最近見ている映画と同じくらいだな。術後は俺の血圧がなかなか下がらず解放されるまで時間がかかった。深呼吸も促されたが大して下がらなかった。午前中にハードな映画見たせいかもしれない。

 とんでもなく疲れた。20歳くらい一気に年取った気分。嫁がイヤホンを届けてくれたらしい。ありがてえ。

 もう鼻がむずむずするので痛み止め薬をもらう。パサパサした食べ物しか買ってこなかったので、看護師さんがわざわざコンビニまで行ってサンドイッチを買ってくれた。若い看護師さんに「志々雄真実みたいだ」と言ったら「誰ですか?」と言われる。そうか志々雄真実なんか知らんか。部屋に戻る。嫁と電話しようと思ったが疲れ果てて無理だった。まだ精神が高ぶっているせいか休めず、色々食べながらTedを見ていた。

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💓見逃せない蒸発俺日記💓
2018年5月3日 書きたいことを吐き捨てるようにキーボードで打ち込み、イライラすることを打ち込んで、思い出してはさらに打ち込む。段々と言いたいこと、イライラモヤモヤしていることを打ち尽くしてくると少しずつ心や頭の中でパンパンになっている不安や苛立ちや疲れが浄化されていく。
俺の思考
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