作業をしていたので今日は早朝まで起きていた。5時を過ぎてそろそろ寝ようと思った頃に北朝鮮がミサイルを発射したとJアラートが届いた。Jアラートの内容は「北朝鮮西岸からミサイルが東北地方の方向に発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい」。嫁と二人で飛び起きてテレビを付けると同様の内容が何度もテレビで繰り返し報道されている。
しかも、ミサイルが落下するかもしれない対象地域に俺が住んでいる場所も含まれてる。嫁も「どうするの?怖い」と動揺して怯えている。俺も心拍数が上がって、足が軽く震えた。もしピンポイントで俺たちの住んでる地域に落下したらどうすればいいんだ。
とにかくテンパりながら2ℓペットボトルの水、バスタオル、充電器、財布なんかをリュックサックに詰め込む。これが俺の限界だった。ハーフパンツだったので長ズボンを履いて、嫁は文鳥たちのカゴを動かす。外でも聞いたことがないアラームのような音が響く。今まで感じたことのない恐怖。テレビや漫画や映画や冗談の世界じゃない。ネットもテレビも見れたが情報が入っていないので何もわからない。近くに高い建物はないし、外に出ても大丈夫なのか、とにかく何をしたらいいのかわからない。
弾道ミサイルは6時6分ごろ北海道・襟裳岬上空を通過して、12分ごろ、襟裳岬の東1180キロの太平洋上に落下したと報道され、ひとまずは安心。それにしても早い、5、6分で既に日本上空を飛んでいくのか。墜落してたら俺がリュックを触る前にボーンだったわけか。これで北朝鮮がミサイルを打ち上げるたびにビクビクしなきゃいけないのだろうか。たった数分じゃ何もできないから恐怖を紛らわせるために酒でも飲んで寝た方がいいかも。
ホリエモンや上西小百合議員が、毎度のことながら文句を言っているが、Jアラートにしても政府の動きにしても個人的には良かったように思う。というよりは、これが最低限国が出来る危機回避だろう。これが自民党以外の他の党だったら代表が出てこないだの、今後の方針がどうだのって話は出来ないはずだ。何とか北朝鮮対策をして欲しい。あと今日は焼肉の日らしいけど人間BBQにならなくてよかった…。