虹の黄昏の凄さを語る
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M-1が大好き、お笑いが大好きな俺は、M-1で常に新しいお笑いを探している。決勝よりも敗者復活戦、敗者復活戦よりも準決勝…。そして、GYAOでは期間限定で激熱の3回戦を見ることが出来る。田舎で遠征しないとお笑いライブが見れない俺からすれば、数少ないレア芸人を見れるチャンスだ。M-1グランプリ2019の3回戦で、俺の心を鷲掴みにしたコンビが『虹の黄昏』だった。

デカい声で気合を入れて思い切り飛び込んでくる紫スーツ。もじゃもじゃの頭にへんてこなメガネ。100点満点だ。紫スーツに目を奪われているうちに横にもう一人。ぱっと見イケオジ風の黒スーツ。なんだこいつらは…。超絶ハイテンションでネタが始まり、でも一応漫才をやっている。しかも、ネタの内容は「人はストレスを感じないと160歳まで生きられる」という衝撃のテーマ。そして、見ている客の寿命を延ばすとか言い出してダメダメなギャグを黒スーツがし、大声で紫スーツがツッコミを入れながら転倒する。ひたすら絶叫しまくりながらネタは終了。もちろん…いや、意外なことに3回戦で敗退。

う~ん、かなりよかったが過去の戦歴はどうなんだろう。Wikiをひも解く。

M-1グランプリ2005 1回戦敗退[25]

M-1グランプリ2006 2回戦進出[26]

M-1グランプリ2007 2回戦進出[27]

M-1グランプリ2008 1回戦敗退[28]

M-1グランプリ2009 2回戦進出[29]

M-1グランプリ2010 3回戦進出[30]

M-1グランプリ2015 2回戦進出[31]

M-1グランプリ2016 2回戦進出[31]

M-1グランプリ2017 2回戦進出[31]

M-1グランプリ2018 2回戦進出[31]

M-1グランプリ2019 3回戦進出[31]

虹の黄昏 ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典

信じられない…。14年間で最高3回戦。しかも、ほとんど1回戦落ち、2回戦落ち。この結果でもあのテンションなのか…。この絶望的な結果でも毎年欠かさず出て、ボコボコにされてんのか…しかも、2020年がラストイヤー。マジか。●●決勝的なところまでもいけてないのか。調べてみるとキングオブコントにも毎回出ているようだが2回戦以上進んだことがない。オンバトは全敗。普通の芸人ならとっくに解散か鬱になりそうだが、それでもあのテンションを崩さないっていうのは芸人根性を座ってると言わざるを得ない。

ハリウッドザコシショウ、バイきんぐと仲が良いらしい。両方40歳で、げんしじん事務所所属。メンバーは、野沢ダイブ禁止、かまぼこ体育館。野沢ダイブ禁止は、去年入籍。もう説明していても情報量が多すぎて訳が分からない。野沢ダイブ禁止は、東京NSC10期生だったらしいが入学後すぐ2ヶ月謹慎を喰らい掃除しかさせてもらえなかったそう。そうなると同期は、オリエンタルラジオ、トレンディエンジェル、はんにゃ、フルーツポンチとなる。

YOUTUBEで彼らのネタを見てさらに好きになった。全くぶれることのないハイテンション、意味不明なボケとツッコミ、激しく叫び、ステージ上を走り回る。一瞬のゆるみもなく暴走し続ける2人は、漫才でもコントでもない。ただただ気の狂った異常者たちでしかない。ほぼツッコミ不在のようなものなので、むしろ「誰か止めてやれよ」と思ってしまう。嫁は真顔で「全然面白くない」と言っていたが、分かってない。この世界観に入り込めないと置いてけぼりになるだろうが、入ることが出来れば捧腹絶倒するに決まってる。迷いのない彼らのネタはきっと日の目を見るはずだ。時代を壊すのは、間違いなく虹の黄昏。ヤバい、熱い、間違いない!!

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