「WHITE ALBUM2」は、雪菜だけ見れればいいから全部シルエットで構わない。これは雪菜ファンの皆様ならきっとわかってくれるはずだ。俺はこのゲームを雪菜に会うためだけにやっている。雪菜を救出するゲームなんだ。
そして、ハルキを心底憎んでいる俺だが、考え方を変えることにした。なんだかモブのクソ女がゴチャゴチャうるさい「-closing chapter-」だが、所詮これは答えのない世界線でしかない。要は、演劇、後輩、女上司はハルキがバカした時の世界線でしかない。ゲームを売る為に仕方なく作ったおまけに過ぎない。エヴァの映画に出てくるメガネの女みたいなもんだな。俺からすれば雪菜以外は、
演劇⇒一生寝てろ
後輩⇒一人で寝てろ
女上司⇒仕事しろ
黒髪ロン毛⇒戻って来るな
という感情しかなく、雪菜以外のストーリーは苦痛でしかない。全員のアクリルキーホルダーを購入して、雪菜以外のアクリルキーホルダーをハンマーで粉々に粉砕したい気分だ。制作者側の『雪菜をフルボッコにしてからの雪菜』は、雪菜ファンにとって地獄のような苦しみである。何度吐きたくなったことか。しかも具合が悪くなるシーンに限ってバッチリ一枚絵を準備しやがって。マジで鬼畜だな。
そういえば⓲禁も素晴らしかった。雪菜との工ッチシーンが非常に長く、うん、素晴らしい。工ッチ中のハルキの声は消せるので、これからプレイする人は必ず消そう。いや、ゲームの一番最初からハルキの声は消そう。いやいや、ハルキの存在を消そう。消えてなくなれ死ねハルキ。燃え尽きろハルキ。ハルキが砕け散るハッピーエンドも欲しかったくらいだ。あいつは生きる資格のない屑だ。
これは何十回も見たシーンだが、誰もいなくなったこの場所で雪菜が俺(プレイヤー)に語り掛ける場面。
このシーンを見ると何かを思い出さないか?
大正解だ!!そうだよな!!寺山修司の映画「田園に死す」の三上寛を思い出すよな!!いやーよかったわ。俺だけかと思って冷や冷やしたよ。「書を捨てよ町に出よう」のオープニング同様に見ている視聴者に語り掛ける。そんなアバンギャルドな手法を「WHITE ALBUM2」も採用していたんだな。これは素晴らしい。まさに時代を跳躍した軌跡。夢と夢の結合。あれ?つーことは寺山修司と「WHITE ALBUM2」は密接な関りがあるんじゃないのか?あるよねこれ?あるよ!!
それにしても腹立たしいのは「WHITE ALBUM2」をやりつくしてしまった制作陣の「WHITE ALBUM2」への愛のなさだ。愛情を微塵も感じない「WHITE ALBUM2 EXTENDED EDITION」。俺はまだやっていない。
終わりたくない…