2016年6月26日 日記についての日記
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以前も何かの時に話したが、俺は継続して毎日何かをする事が非常に苦手だ。非常に苦手で何もできないことに関しては継続できている。小学5年生くらいだと思うが、毎日何があったのかをノートに記録する授業があった。ようは日記である。毎日凄い事が起きるわけではないので、「マラソンした」「家族と出かけた」「疲れた」と短い文を2、3行各程度のものだった。最初はやる気がなく、それでも何とか書き綴っていた。すると、段々と書くことを考えはじめ、書く行為そのものに集中し、毎日書くことが辛くなくなってきた。

授業での日記は完結したが、個人的に日記を書くようになり、中学・高校・大学前半までは一日も欠かさず日記を書いていた。ノートがなければ手元の紙切れに書き、後でノートに貼り付けたりしていた。自分だけが見る手記なので内容は恨み辛みや卑猥な描写が多く、精神異常者が錯乱しながら書き殴った様な数ページにわたる1日の日記も存在する。女子としたメールでのやり取りや、何かの手違いで第3者に見られると大分問題になる部分に関しては、戦中の教科書のように黒マッキ―で塗りつぶすか、ライターで炙っており読む事が困難になっている。最終的には20冊近いノートが山積し、ルソーの告白論のような大百科になってしまった。そこまで続けた日記であったが、ある時パッと辞めてしまった。

ネタが無くなったわけでも、嫌になったわけでもなく忙しくなったのだ。それからも何度か日記を書こうとしたが、社会人になってから日記を書くのは難しく、続くことは無かった。今でも日記は手元にあり、ネタとしては上等で今もたまに見て笑っている。「蒸発俺日記」はまだかけてる方だと思う。それでも、先に進む現在を必死に頭を悩ませ、過去を振り返り、過去を埋めながら追いかけるのは脳トレになるが辛い。俺は、ダメ人間枠で日記を書いている。全然伸びもしないし、ただの独り言に過ぎない。だが、一つ言えるのはダメ人間枠で上位にいる人間は、日記を更新し続ける事が出来るのでダメ人間ではない。ダメ人間は、いざダメ人間日記を始めたがすぐに飽きてやらず、しかも消さずに放置しているヤツを言う。そう考えると俺は結構瀬戸際の方だと思う。

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