朝、メチャクチャ遅いバスと軽バンが走っていた。金曜日なのにイライラさせんなクソがっ！！眼鏡をかけている爺さんがいる。恐らくベテランの作業員さんだ。現場で始まり現場で死ぬ。そんな男に違いない。朝礼前に俺の目の前を歩いていた。水道で眼鏡を洗ったらしい。その眼鏡をボーっと見つめながらとぼとぼ歩く。さあ、その眼鏡をどうする？答えはもちろん……舐めるだ。ペロリと舐め上げていた。これぞ現場（？）
生コンは地獄だ。終わりが見えない。休憩もない。ずっと待ってる。呆然と生コン車が来て出て行くのを眺めている。嫌になるが仕方ない。仲のいい運転手さんがいるので話をする。生コンの作業が始まる前に生コンの規格が正しいかどうかを確認する作業が必要なんだとか。どおりで毎回何かしら計測していると思った。８～１０．５が合格の規格なんですって。ここの会社はダンプ100台を30代の女性が仕切っているらしい。同い年くらいの人が、大したもんだねえ。
