映画鑑賞42 セックス・アンド・ザ・シティ
深夜に見た。29歳男性が積極的に見る映画ではなかったが面白かった。ブランド好きのキャバ嬢とかが見てそう、そんな偏見を持って鑑賞していた。鑑賞し終えた後も「あぁ、やっぱりなぁ」という感想。しかも、ヨーガをしながら「セックス・アンド・ザ・シティ」を見るとか完全にGALだな。俺ってば女子力高い。amazonでパッケージを見たんだけど、ピンクの表紙にタイトルが入った感じだっけ?なんかEXILEのライブDVDみたいな真っ黒に「sex and the city」ってネオンみたいにビカビカした下品なデザインだった気がしたが気のせいか?
ハッキリ言ってストーリーは面白くない。展開がよめる。まぁ、謎解きとかアクションじゃないから当然なんだけど。そもそもストーリーを第一に楽しみたくて見る映画じゃない事は、ご理解いただけると思う。ようは雰囲気を楽しむ映画。わかりますよねぇ?って事。じゃあ面白くない映画なのか?違う。この映画の素晴らしさは、「ファッション」「モデル」「世界観」の3点だ。割合にすればファッション6割、モデル3割、世界観1割。ファッション雑誌を映画化したと言えば伝わるだろうか。とにかくファッションが糞カッコいい。ディオールやヴィヴィアンウエストウッドやルイヴィトン等のスーパーブランドがバンバン出てくる。4人のモデルが毎回毎回、そこらへんじゃ売っていないような高級ブランドをカッコよく着こなして街を歩く姿は男視点でも羨ましいと感じるほどだ。コートにジャケット、靴、帽子に至るまでカッコいい。
4人の中で一番好きなモデルさんは、サマンサ・ジョーンズ役のキム・キャトラルが綺麗だった。8年前の映画ということで、本作では52歳。とても見えない。52歳でこの美貌は凄まじい。セックス好きの女社長という設定だったが、この美貌で胸元背中ザックリドレスで誘惑されたら熟女好きじゃなくても動揺しそう。着物姿(もはや着こなしが遊女)で寿司を作り、付き合っていた年下彼氏に海苔巻きをぶん投げるシーンは面白かった。あと巨大なポテトチップスみたいな帽子がギャグとしか思えなかった。気になった人は実際に映画を見て欲しい。続編もあるらしいのでレンタルしようか検討中。