五目焼きそばを溺愛する俺の話を聞いてくれ(後編)

日記

17開店ジャストに行くと既に車で待っている先客、俺と同時にチャリでやって来たクソ小汚いジジイ。店はこじんまりしているが席は結構ある。のれんが掲げられ、後から来たクソ小汚いジジイが、先客を無視して1番乗りで店内へ。もう既にメチャクチャだが、俺たちもジジイに続いて入店。キレイではない、現場臭がする。だが、それがいい。いや、こうでなくちゃ。この店に来ている客は安らぎを求めてはいない、生きるための食を求めている。弱った身体に鞭を打ち、明日の地獄にに立ち向かうための力をここで貯えるんだ。Wi-fi?ドリンクバー?舐めたこと言ってんじゃない!!水なんかセルフに決まってんだろ!!!あっという間に席が埋まる…目が死んだ餓えた人間が席に着き、サッと注文をして黙り込む。注文の前後で文句を言うヤツはいない、携帯電話は好きにかけろ、相席上等、長時間待機上等、デカい声でガヤガヤ騒ぐの上等、ちんたら喋りながら食べる女子上等、うるせーガキ上等、ただタバコはダメだ!!外で吸え!!

オススメの味噌ラーメンを食らう。食らうんだけど…辛い。あれ?辛口かな?でも旨い。見ての通りの味だよ。スゲー濃くって美味い。これが現場だ!!男の味だ!!ファミレスやチェーン店では出せない味噌ラーメンだ。中辛で汗だくになる俺は、額に玉のような汗を浮かべて食べる。タオル持ってくればよかったマジで…。だけど美味い…美味すぎる。そして、俺は見逃さなかった『五目焼きそば』の文字をな!!!!!!!!

1週間も経たないうちに来た。目的はもちろん『五目焼きそば』!!お前に会いに来た。この日はバカみたいに客が多かった。店に付いた時点で満席の悪夢。それでも席がちょうど空いたので着席。カウンター席だったので厨房がよく見えるぜ。ギトギトの壁や天井が最高。テキパキとオッサンと奥さん(多分)が動き回る。無駄な動きは全くない。すげえ待ったが、この待つ時間が俺の空腹を最大限まで高める。

これだよ…俺が待ってたのはコレ。ドロドロの…本当にドロドロのあん。色なんか黒いゼリー、しかも死ぬほど熱い。熱すぎるんだよ、この涙は熱さの涙じゃない、感動の涙だ。そして、大量の遠慮なしの野菜大虐殺地獄。皆殺しに遭って、ズタズタに切り刻まれた野菜の塊がこれまたデカいんだよ!!!!なめんな!!!火傷するぜ!!舌が!マジで!

な・の・に!!!まるで野菜大虐殺とは別次元にいるかのように凛と佇んでいるのは、卵とエビ。彼等は、燃え滾る野菜とアンの地獄には見向きもしない、まして地下に広がる焼きそばの状況など知る由もない。まるで王と女王の風格さえ感じられる。その世界を俺の割りばしが切り裂く、そして、卵とエビは野菜大虐殺を知る。天と地がひっくり返り、嵐と高波が卵とエビを巻き込み、地底深くに埋もれていた焼きそばが野菜とアンに混ざり合う!!おい!辛子!てめえも巻き添えだ!!!ああああああああああああ!!!!美味い美味い!!!麺もほどよくカリカリしてやがる!!クソッタレ!100点だ!!満点だ!!ああああブログ書いてたら、もう喰いたい!!!今日はここまで!!!!

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