小説

書籍

書肆鯖さん推薦書1「ハリガネムシ」吉村萬壱

書肆鯖(@bookssubba)さんのオススメ「ハリガネムシ」を読破した。購入してから随分と時間が掛かってしまった。想像以上に仕事が多忙でやる事が死ぬほどあって趣味読書が出来ずに日だけが過ぎ去っていきやがっていた。 おおよそ1時間...
小説

わが夢の女 ボンテンペルリ短篇集/マッシモ ボンテンペルリ

イタリアの作家ボンテンペルリの短編集。読みやすい短編なので好きな時に読める。星新一や筒井康隆先生の作品が好きであれば絶対に面白いはずだ。帯には「ナンセンス、アブノーマル・グロテスク。奇妙キテレツ痛快な短篇集。」とあるがまさにその通り...
日記

チャールズ・ブコウスキーとブラマヨ吉田からパンクを学ぶ

くそったれ!少年時代/チャールズ・ブコウスキー 俺はどちらかと言えば自由に好き勝手に面白おかしく学校生活を送っていた方だと思う。彼女もいなかったし、勉強ができたわけでもないし、運動で結果を残したこともないが、ごくごく普通にまぁ...
小説

ダメ人間の王道小説「パルプ」チャールズブコウスキー

※写真の文鳥は本文と一切関係ありません チャールズブコウスキーとかいうアル中の女好き作家の糞親父が残した長編推理小説。俺は、推理小説はあんまり読まない。読んだり見たりするのも江戸川乱歩やコナンや金田一少年の事件簿、東野圭吾くら...
小説

城の中のイギリス人/澁澤龍彦 

サブカル好きは勿論読んでいる奇書「城の中のイギリス人」です。原題は正確には「閉ざされた城の中で語るイギリス人」だそうだ。本作の初版では、表紙にスコットランド風のチェック模様が使われている。写真に写っているのは箱のカバーで、本書は中に入っ...
小説

「今夜、すべてのバーで」中島らも

眠っても熟睡できていないことが多い。と言うより熟睡して翌日スッキリした目覚めを感じたことがほとんどない。ここ数年は全くないんじゃないだろうか。嫁曰くブラック企業に勤めていた時は、寝言でキレたり、文句を言ったりと酷いもんだったらしい。...
小説

「百鬼夜行 陰」京極夏彦 

京極夏彦先生の作品を読むのはお恥ずかしながら初めてです。俺は、小学生時代から熱狂的な水木しげる信者だった。古本屋を巡っては、妖怪関連の漫画や妖怪図鑑を買いあさり、何回も何回も読みつくした。今考えると、妖怪図鑑だけじゃなかった。図鑑や...
小説

青空文庫7 「注文の多い料理店」宮沢賢治

言わずと知れた宮沢賢治の有名作品。金持ちのボンボン2人が紙くずみたいな顔になる痛快なお話だ。自然や動物を心から愛する賢治からすると、この物語に出てくる2人の若い紳士は自分の事しか考えないワガママな人間を表している。連れている犬が泡...
小説

青空文庫6 「虔十公園林」宮沢賢治

青空文庫以前に文庫本で読んだ。小学生時代、重度の宮沢賢治中毒者だったがこれは知らなかった。当時は、セロ弾きのゴーシュ、注文の多い料理店、銀河鉄道の夜、月夜のでんしんばしら等の有名作ばかり読んでいた。小学生の頃は、狂ったように本を読み...
小説

青空文庫5 「雨ふり坊主」夢野久作

宮沢賢治の様な作品。自然と親子愛を描いた「雨ふり坊主」。「三つの眼鏡」同様に夢野久作の作品とは到底思えない(褒めている)心温まる物語になっている。 主人公は太郎と太郎のお父さん。太郎のお父さんは百姓で、雨が降らなくて困っていた。田圃で...
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青空文庫4 「三つの眼鏡」夢野久作

夢野久作と言えばオカルトチックな物語が印象深い。「三つの眼鏡」は新しい夢野久作に出会える。日本昔話のように微笑ましい気持ちになる。もう一度タイトルと作者を確認したが、間違いなく夢野久作の作品だった。寧ろ感動作でもある。小学校の道徳の時間に聞...
小説

青空文庫3 「ビルディング」夢野久作

夢野久作にカタカナは合わない。とてつもなく違和感がある。そもそも何でこの話を書こうと思ったのかよく分からない。内容は、ドグラマグラの冒頭「ブーーーン」のところに近い。というよりそっから来ている気がする。目が覚めたら知らない場所で、...
小説

青空文庫2 「日記帳」江戸川乱歩

江戸川乱歩の作品は奇妙な物語が多い。不気味で、謎めいていて、人を虜にする魔力を感じる。始まりから最後の最後まで予測がつかない。全員が怪しく何もかも信用ならない。それでいて昼ドラのような人間関係がドロドロした作品もある。日記帳は...
小説

青空文庫1 「秋」蔵原伸二郎

「秋」蔵原伸二郎 釣竿の影がうつつているこの無限の中で釣をする人はしつかり岩の上に坐つたままねむつているねむつたまま竿をにぎつている今日は川魚たちの祝祭日みんな青い時間の流れにそつてさがつている針を横目でにらみながら通りすぎる今まで...
小説

屈辱ポンチ/町田康

「けものがれ、俺らの猿と」「屈辱ポンチ」の2編収録。「けものがれ、俺らの猿と」は最早語るまでもない傑作。映画は、何度も見ていたが小説はそういえば読んでいなかった。映画→小説の流れで見てみると、非常に面白い!!映画で無かった内容が小...