目玉に餌を与えないで下さい

深夜に猫やペンギンの特集を連続でやれば、翌日に出掛ける予定があっても見てしまうだろう。なんなら翌日を越えて当日だった。それでも、ブラック企業で培った早起き技で俺は6時頃に起床することが出来た。部屋を簡単に掃除して、文鳥共の餌のカスは雀にぶちまけてやる。グルメ嗜好のワガママ文鳥と比べ、毎日生きるか死ぬかの死線を潜り抜けている雀達は、餌のカスだろうが一粒たりとも残さない。正に戦時中の日本人の精神そのものである。家の文鳥達も残さず殻も食い尽くせってんだ。水も綺麗に替えてやる。家に戻り、食器を洗う。食器洗浄機、洗濯機、IHコンロ、掃除機、電子レンジ。こいつらは2つでも組み合わせるとブレーカーが即落ちる。5秒も持たない。順序だてて使わなければいけないのだ。文鳥共の餌と水を交換する。嫁を起こす。嫁が車で聞くCDを作る。この作業が、とにかく時間がかかる。だいたい俺が見立てた出発時間+1時間くらいに出発する。今回は、実家の喪服を手に入れ、久しぶりに家族と再会するだけなので時間は特に関係ない。結局、9時に着くとか言って到着したのは12時になったわけだが。

朝マックを店内で食べる。平日の9時代のマックは誰もいない。サラリーマンが喫煙室に1人くらいしかいない。レジに置いてあるポテトやハンバーガーのナノブロックがめっちゃ可愛かったが、数量限定らしいがプレミアが付いたりするんだろうか?そういう事にしか興味がわかない。カフェオレのホットがどうしても飲みたくなり注文する。店員さん「アイスでよろしいですか?」、俺「ホットで」、嫁「ホット?熱くない?」。いや、熱いとかじゃないから。飲みたいんですよ。嫁の作ったCDが2周半くらいし、俺がCDを聞く権利を得ることが出来た。NUMBER GIRLを家に置いてきたので、バックドロップシンデレラ3枚を聞く。嫁のCDは1枚に80分くらい入っているのに比べ、バックドロップシンデレラは1枚当たり30分くらいしか入っていないので、あっという間に全部聞き終える。

実家近くになり、嫁が「母の日だからケーキでも買う?」と大変GOOD(古戸エリカ)な発言をしたので、我々と母父妹の5人分のケーキを購入、文鳥共の餌4袋を購入する。ケーキ屋の前に、腰を掛けてケーキを食べるスペースがある。店内には、「スズメにエサをやらないで下さい」と可愛い絵で描かれている。婆ちゃんが一人で座っている席に、噂の雀が数羽やってきて、テーブルの上やら足元やらにやってくる。可愛いじゃないかコレは!!しかし、鳥なんかゴキブリ並に汚い!!不潔だ!!と言う人間もやはりいる。あいまいみーでも「スズメは飛ぶネズミといわれるくらいバッチイ」と表現されている。確かに不衛生だ。でも、野良犬がテーブルでウンコするよりはマシだろ。極論か。

実家に行くと親父の車も母親の車もなかった。2階から妹が降りてくる。もう出かけてしまったらしい。まぁ9時到着の約束が、12時になったらいないのも当然だ。当たり前のように連絡しない俺である。最近のニュースや妹が宮島でウサギを見てきたこと、愛猫トラが体調を悪くして病院に行ったなど相変わらず平和な話題しかなかった。ゴキブリやナメクジと日々戦闘を繰り返している我々の生活とは、ドラクエシムシティくらいの差がある。母親が帰ってきたので4人で何やかんや話をする。そろそろ夏野菜を植えたらいいんじゃないかと話していた。今から植えれば夏には食えそうだ。お昼をご馳走になり、ケーキを4人で食べる。食料を色々と貰い帰る。

お客さんから一向に連絡がないので、みずほ銀行で記帳して、1000円均一を見る。本当だったら「ラーメンBIG」を喰らうところ何だが定休日。古本屋で、監獄学園HIKARI-MANを立ち読みする。嫁はヒメゴトという漫画にハマってるらしい。日が暮れてきたので慌てて帰る。途中で温泉に入って帰る。大好きな高温風呂が調整の為、入ることが出来なかった。いつもいる受付のおばちゃんに「男湯も入れなかった?」と聞かれ「何か殺人事件の現場みたいなヤツが置かれてましたよ。死体は無かったですが。」と言って一笑い取った。