眼精疲労が極限まできている。眼精疲労が限界までくると目は痛くない。乾いた感覚だけが残る。眼精疲労がキツイのは、渇き目ではなく肩や全身の筋肉痛である。両肩は大きく腫れあがり、体の節々がギシギシと痛む。猫背+姿勢の悪い俺はずっと肩こりで苦しんでいる。肩を回せば肩甲骨がバキバキとものすごい音がする。一度、人間ドックを受けたことがあったが、眼圧が高い以外は異常がなかった。しかし、医者が最後に「レントゲンで、特に問題はありませんでしたが、背骨が凄く曲がっていますね」と突然言った。よほどだな。実家に帰った時に「蒸気でホットアイマスク」ってヤツを何枚かくれた。CMやドラッグストアで名前は知っていたが、使ったことはなかった。蒸しタオルの代わりの様なもんだと思い、それに金を出すくらいなら蒸しタオルが良いと思っていた。袋を開けるとマスクのような素材のアイマスクが2つ折りになっている。すでに少し温かい。広げると片面が黒く、片面は白くなっている。俺は、最初の3枚は黒い面を目に乗せていたが、正確には黒を目に当てるものだと書いてあった。温かさが抜群に違う。眼精疲労と筋肉痛+寒さでこんな状態になってたんだろうか。目元が温まると全身が暖かくなってきた。ほのかにメントールの香りがする。10分ぐらいすると暖かさがなくなり、そのままアイマスクとして使用、最終的には爆睡できた。これは金を出す価値があると思い、翌日ドラッグストアに行く。思いのほか売れている。いろんな香りがする20枚セットを購入した。
吉野家最強の牛すき鍋膳を食べる。他の牛丼チェーンを圧倒的に泣かせた最強の商品だ。営業時代、会社の真横が吉野家だった。結果のほとんど出せない仕事だったが、それなりに頭を使って、それなりに動き回っていたので昼はいっちょ前に腹が減る。昼間の吉野家は戦場で、スーツ、会社名の刺繍が入った作業着やつなぎを着た野郎どもが嵐のように入店し、嵐のように食べて、嵐のように出ていく。営業の良いところは、昼食の時間が自由というところで、13時半や15時の意味不明なガラガラの時間に飯を食べれる。一時期は、1週間のうち4日は吉野家という生活を続けていたため、吉野家の看板を見たり、吉野家の想像をするだけで口の中の唾液が吉野家の牛丼の味になったほどだ。牛すき鍋膳は見た目よりも安価で、意外と早く食べれるので素晴らしい。しかも昼からすき焼きとか最高すぎる。