今年もこの季節がやってきた。虫と一緒に遊びに来るのは、元気いっぱい花粉ちゃんである。そよそよと粉が全身に舞い落ちる、おえええ。俺と嫁は両方重症の花粉症患者だ。昨年、引越の際に空気清浄機を購入したので、今年も早々に出してきた。
こいつが部屋にドンと置いてあると「花粉の時期が来たなぁ…」と感じたくもないのにしみじみと感じざるを得ない。特に我が家は巨大な杉の木に囲まれている。RPGの魔王の城のように…。布団にも花粉が入っているようで、寝起きに目が痒く、鼻が詰まる。
車を走らせ、田舎の内科に飛び込み、嫁とアレグラを処方してもらう。問診票を書き、嫁が先に入り、その次が俺。嫁は2分、俺は7秒くらいで終わった。俺に至っては席に座ったと同時に「アレグラ1週間分出しますね、お大事に」で終わり。すぐに立ち上がり、席へ戻る。調剤薬局へ行くと「はい、お大事にぃ~」と薬をボンッと投げられる。田舎は荒いなぁww
花粉症とは関係ないんだが眼科も行った。人間ドッグで眼圧が高いと診断されていたが行っていなかった。眼科は経験上ろくな先生がいないのであまり気が進まなかったが、いつかは行かなきゃいけない…という事でやってきた。待っていると手塚治虫のブラックジャックの絵が掲げられているのに気が付く。奥に行くと更に3つ。これは熱心な手塚治虫ファン、もしくはブラックジャックファン。他の手塚治虫作品が見当たらないのでブラックジャックファンだと確信。先生を見てさらにビックリ!!
ブラックジャックにそっくりなのだ。髪形が同じで白髪。愛想がなく「よろしくお願いします。」「ありがとうございました。」と言っても「ハイ」と軽く言って終わり。顔立ちもどことなく似ている。眼鏡はかけているが確実に意識している。かっけぇー。看護師にもタメ口で「全部」「予約とって」「任せる」って感じが完全にブラックジャック。これ凄いわ。とか関心している場合ではなく、緑内障の可能性があると説明された。精密検査が必要という事で来月再び眼科へ。あんまり金がかからないといいなぁとだけ思った。眼科についてはまた後日。
アレグラの効果は絶大だ。市販でもアレグラは販売しているが効果はさほど変わらないと思う。成分が偏っているのか全然効かない場合が何度かあった。とにかく即効性があるアレグラは花粉症患者の味方であることは間違いない。何年か前のアレグラは効果はあったが、凄い強い薬だった気がする。鼻水やくしゃみ、鼻づまり等の花粉症の症状はピタッと止まるが、身体中が乾燥する。物凄く喉が渇いていた。今でも、アレグラを飲んでいて喉が渇く時がある。そして、出来れば少しでもアレグラを飲まなくても済む方法を色々と考えてみた。