映画鑑賞54 夫婦フーフー日記
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深夜にやっていた。原作は、闘病ブログを書籍化した『がんフーフー日記」が元になっているらしい。テレビドラマでもやってたらしいが知らない。深夜にボーっと見る内容としては良かった。映画館でお金払っては見ない。「死んだはずの妻と残された夫が、夫婦の軌跡を振り返る」という設定で、死んだ妻が残された夫の目の前に現れて、夫の描いた闘病ブログの内容を過去を振り返りながら二人で辿っていくまぁまぁありがちなストーリー。主演は、佐々木蔵之介と永作博美。

映画の二人ほどリア充ではないが、なんとなく俺と嫁の人生に近い部分があった。妻の発言や行動が嫁に似ていて、なんだかんだで嫁の言うとおりに生きている夫が俺に似ている。自分を投影しながら見ていると、怒られてる夫が言われてることが自分にも当てはまるような気がしてきた。実際、俺も嫁がいなくなったら生きていく自信がなくなりそうだ。あと部屋に並べられてる本がヴィレヴァン寄りで面白かった。サブカルに染まると部屋が漫画とCDで埋め尽くされちゃうんだよなー。俺も実家暮らしと一人暮らしの時はヴィレッジヴァンガードみたいになったけど、実際たいして読まないし、金もなくなるので全部まとめて売った。

キャストが結構豪華で、福島が半分舞台みたいな感じなんだけど、周囲の田舎っぽい感じや訛りが絶妙で良かった。ただストーリーがグダグダしているような気もした。最終的にどう終わりたいのかがイマイチわからなかった。盛り上がりに欠けるが、のんびり見る分には十分。後は、入院中に苦しんでいる妻に対して言う事がなくなった弟が「姉ちゃん、トイストーリーの3が見れなくてもいいのか?3だぞ」とけしかけて、「見てぇ~3見てぇ~」という台詞が最高に笑った。あの弟ってドランクドラゴンの鈴木拓じゃないかな。

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