トラックの運転手さんに「この間いなかったんじゃないの?」と言われ、なんだか凄く嬉しかった。自分が警備員として立っていることを意識していてくれたというのは何だか素直に喜べた。同じ場所に立ち続けて1週間が経過した。ダンプの誘導にも慣れ、最近では大型のショベルカーやタンクローリーも誘導するようになり、ある程度車両が混雑してもさばけるよになった。そもそも運転手がみんな運転が上手なんだが。他の作業員さんも声をかけてくれるし、なんだか前向きに働けそうだ。
常に左右を確認しながら、工事の状況を見て、何もない時でも気を緩めない…風に見せて実はリラックスしながら警備をしている。これは苫米地先生の本で実践したんだけど、人間って緊張し続ける事は出来ないらしい。いつかは緊張が解ける。緊張⇒リラックス⇒緊張⇒リラックスを交互に繰り返している。仕事中は、緊張状態よりもリラックス状態をなるべく長く保つことで、高いIQのまま落ち着いてストレスなく仕事をすることが出来る。警備員の仕事で言うならダンプが来ない立っているだけの状態はリラックスしていて、ダンプが来て出入りする時に一時的に緊張する。リラックスを長く保ちながら、重要な場面で緊張すれば、長い時間でも働くことが出来る…という風に俺は理解した。
俺は意外と緊張しいだったりするので、想定外の事が起きると頭の中が真っ白になったりしていた。思考停止のフリーズ状態。それは、全くリラックスできていない緊張状態がずーっと続いていたからIQが低くなって、余計な事を考えてしまいミスや失敗に繋がる。ちなみに失敗のイメージも良くないんだとか。ダメだった映像を見るとか、失敗するとこうなるみたいなのは、悪いイメージを頭に刷り込んでしまうから増々失敗しやすくなるらしい。なので常に成功のイメージをして、成功している映像などを見続ける事が大事なんだと。
それから仕事に行くまでの運転は、ノリノリのアップテンポな曲を聴いてる。これも仕事に良い影響を与えるらしい。テンションを上げるに近いのかな。ただリラックスって言ってもリラックスしすぎると眠くなるし、頭がボーっとするので、そこは注意。俺もこの間、考え事をしすぎてボーっとしていた。金曜日だったし、連勤で気が緩んでいたのかもしれない…。普段もリラックスして過ごすようになり、仕事に行くのもそこまで嫌じゃない。
仕事がある⇒お金が稼げる 健康になる
仕事がない⇒休める 眠れる やりたいことが出来る
そう考えるようにしたら気持ちが楽になった。この考え方でいけば嫌な日はない。アルバイトだからいつでも辞めれるし、もっと気軽に働こう。あまり意固地にならずに、もっと脳を柔らかくして働こうと思う。ちなみに俺が読んだ苫米地先生の本は、『本番に強い脳と心のつくり方』という本だ。スポーツで頭がよくなる…と書いてあるが、別にスポーツを仕事に置き換えて読めば問題ない。