嫁卒業

古舘伊知郎と加藤綾子と同じく嫁も会社を3月いっぱいで辞める運びとなった。高難易度の職種で悪戦苦闘し、なんとかやりきっていた。嫁は10年の長い仕事の歴史に終止符を打ち、晴れて自由の身になる。高校卒業以降、働き続けていた嫁の休息だ。仕事は、きっちり3月ギリギリまで労働をした。

本日の俺は、実家にぶっ壊れたストーブを預けて、高麗人参茶を貰った。部屋の退去が目前となり、キッチンや浴室を掃除する。油汚れを落とす洗剤は全て引越し先に送ってしまい、ティッシュにアルコールを染みこませて力技で磨いた。壁紙に黒いカビが点々と、場所によってはガッツリこびり付いており、力技でも落ちない。無理矢理やるとクロスが破れちまいそうだ。ネットでググると、酢をぶっかけて重曹をスプレーすると落ちると書いてあった。大胆にも最悪な少年の俺は、大胆に酢を壁紙目掛けてぶっかける。重曹スプレーでゴシゴシ!!すると!!なんと綺麗…になったんだろうかコレは…なんか…んー黒い跡が広がった様な気がしないでもないけど…。まぁ少しは綺麗になったようです。

我が家には椅子も脚立もないので、無駄に馬鹿でかい窓のカーテンに手が届かない。荷物もほとんど送ってしまった。なので、クッションマットや毛布、布団のセットを全部折り畳み、それに乗っかる作戦。超不安定だが他に方法がない。掃除機をかけて、荷物をどかしてその下を掃除機かけて、また荷物をどかして…堂々巡りだなーってことでやめる。

嫁の仕事が終わり、迎えに行く。嫁は最後の最後まで仕事をやりきる。どうしても聞きたかったバックドロップシンデレラの「OPA!」を購入する。最後の思い出にスープカレーを食べ、家に帰る。帰宅して眠るわけではなく、出発の準備。荷物が多いので残り少ない時間で運ばなきゃいけない。なぜ夜なのかと言うと、我が家にいる文鳥6羽を車に乗せた際に、大変場所を取るので先に送迎しなきゃいけない。籠は4つあり、それぞれ燃えるゴミ袋(大)に入れる。勿論、呼吸が出来るように上は開けて置く。くれぐれも言っておくが虐待ではない。出発が夜の9時、普段走る昼とは様子が違う。サンホラもバックドロップシンデレラも挫・人間を何回も何回も聞く…だんだん眠くなる。何とか眠らず到着したのは深夜12時、早朝0時。到着しても安心してはいけない、そこから地獄の荷物運びが始まる。2人で往復する事6回。引越し先で眠りにつけたのは1時半。しかも、とにかく眠れない。寒い、身体痛い、そして花粉がヤバい。