書肆鯖さん推薦書1「ハリガネムシ」吉村萬壱

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書肆鯖(@bookssubba)さんのオススメ「ハリガネムシ」を読破した。購入してから随分と時間が掛かってしまった。想像以上に仕事が多忙でやる事が死ぬほどあって趣味読書が出来ずに日だけが過ぎ去っていきやがっていた。

おおよそ1時間で読み終えた感想は、とにかく刺激的で過激。実はここ最近、体調が悪く、具合も悪く、小木曽雪菜様の誕生日、父親と自分の生活感の違いという目に見えるようで見えない残虐なストレスが俺の全身を肉体的にも精神的にも嬲ってきやがった。まあ簡単に言えば頭がおかしくなりつつあったんですね。冗談抜きでさ、エヴァのアスカが風呂桶みたいなので白痴みたいになってたじゃん。あんな感じ。そんで何にもしたくねえなバカがって思って家の中でゴロゴロしていたら、机の下に書肆鯖さんから購入した本が目についたわけだ。そういや読んでないぞって思って、一番煌びやかなヤツを手に取った。

そん時は17時でさ、俺は18時からちびまる子ちゃんとサザエさんを鑑賞しなきゃいけないんですよ。で、俺も本は色々読んできたからパラパラっと捲ると大体どれくらいで読めるか分かんのよ。この「ハリガネムシ」は俺の予想だと1時間きっかり。だから読んでみたんだな。

殺し屋1のDVDのパッケージにさ「愛は、かなりイタイ。」って台詞があるんだよね。この本を読んでいて思ったのは「愛はやっぱりイタイんじゃないか」ってとこなんだよね。この本に出てくる主人公ってのがさ、何とも他人とは思えない。俺みたいな男なんだよね。むしろ俺?俺が今の人生を三段間くらい落としたら全く同じ人生を歩んだと思う。それくらい謎の親近感を感じたわけだ。出会う人間、出てくる世界、ろくでもないダメ人間。とても他人事だと思えない。そして、意外と冷徹で適当で残酷なんだけど、なんか憎めない不思議な魅力を持っている。周囲のディスり方も俺に似ている。

非常にパンクな内容で、後半は頭がぶっ壊れてきてて、読んでるこっちも何か混乱してくるんだよね。サチコだったのが柴田女史になったり、唐揚げを柴田女史に例えて咀嚼とか言ってる辺り面白かったわ。あと付箋で「イタタタタタ」って書いてるページはマジで痛かった(笑)でも、どっちかと言えば、その少し後の縫い込んだ糸をプチプチとハサミで切るシーンが痛かったな。人生が何度もあるなら1回はありかも、いやないな(笑)ちなみにアマゾンの評価はかなり低い。うん、そりゃそうだ。俺は好きだけどね。

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