2024年6月7日 入院俺日記2~基底細胞癌手術2回目~【11日目】
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 もう本格的に飽きてきた。病院の日記じゃなく、映画評論のブログになっている。病院について書くことが何もない。朝昼夕の飯を食べ、無料のお茶をドリンクバーのように飲みまくり、あとは映画見て、クロスワード解いて、ベッドの上で横たわっている。それ以上は何もない。あとは元気なら嫁と電話するくらいで、他は延々スマホを見ている。上級生活保護民の生活だ。

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 「リアリティのダンス」を鑑賞する。前も見た。でも、だいぶ間が空いたので新鮮な感じで見られた。頭のバグる映画なので毎回新しい発見がある。「リアリティのダンス」の続編がこの間見た「エンドレス・ポエトリー」。全三部作で完結らしいが、三作目はまだ完成していない。現役で95歳だから完結する時は100歳超えるかもしれない。

 そのままの流れでフェルナンド・アラバール監督の初期作品集3枚組のラスト「ゲルニカの木」。最初の2作に比べるとグロさも過激さもダウン。宗教色と政治色が強くなっている。寺山修司が完全にパクっている場面も発見。寺山修司は、ホドロフスキーよりもアラバール監督に影響を受けてそう。やはり「死よ、万歳」が一番狂っていて良い。初期作品というのもあるかもしれない。

 抜糸終了。とりあえず全針を抜き終え、明日の朝出所。ようやく監禁生活に終止符が打たれる。もう二度と来るか。4月の傷病手当は出ないと言われる。やっぱり駄目だったか。朝飯食ったら終わり終わり。

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 「buffalo66」を鑑賞する。最高。最高。最初に見た時は全映画で一番好きだと絶叫できるくらい好きだった。痛いほどわかるADHD風のカッコつけてえんだけどダサくなっちゃうビビりなんだけど強がっちゃっているんだけどーみたいなしょうもない俺のところに超絶天使のクリスティーナ・リッチがやって来る

というDT歓喜の超オ〇ニー都合良すぎムービーなんだけど、それがいい!!完全に100%いうことを聞いてくれて、俺のことも死ぬほど好きでいてくれるという童貞歓喜の超オ〇ニー都合良すぎムービー。本当にクリスティーナ・リッチってどの映画でも美しいですよねえええ。死ぬまでにあと500回は見たいな。あとYESの「Heart of the Sunrise(燃える朝焼け)」が最高にCOOL。スマホに入れよう。

 「ロッキー・ホラー・ショー」「ピンクフラミンゴ」を鑑賞する。完璧な畳みかけですね。今日は、カルト映画好きが興奮するラインナップです。「ロッキー・ホラー・ショー」は、独自の世界観が良い。ミュージカルっぽくて、なぜかいつもクイーンを連想する。歌って踊って、映画を見ている客もリズムに乗りたくなるような、そんな作りをしている。ディズニーの実写版っぽい雰囲気もするが、バイオレンスで性的な演出がたっぷりあり、サイケデリックな色や衣装も完璧だ。 「ピンクフラミンゴ」は何度見ても糞。素晴らしい糞映画だ。どうしようもない。でも、面白くて何度でも見たくなる。世界一の下品を決める戦いは何度見てもしょうもない。エ口グ口ナンセンスの先駆け。悪ふざけの過激さがぶっ飛んでいて、最後の犬の糞を食うシーンは圧巻。何の感動もないけど、やっぱりなんかまた見たくなる。不思議な映画だ。

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