2018年8月19日 赤川花火大会は金を払わなきゃ楽しめない
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俺と嫁が花火の美しさに心惹かれたのは2年前だった。赤川花火大会(山形県)、大曲花火大会(秋田県)の2会場でタダ観を決め込んだ。昨年は赤川花火大会へは行かず、新潟の長岡花火へ行った。片道8時間の地獄旅。赤川のおよそ倍の距離。過去の花火の感想については昔の記事を読んでいただきたい⇒

・長岡花火大会 2017 ①出発編。
・第26回赤川花火大会「紬~心 染む、しあわせ花火~」

結果から申し上げると今年の赤川花火大会は

大失敗だった。行かなきゃよかった。

行く途中で食べたアユの塩焼きがこの日一番楽しかった瞬間だった。ここがMAX。蕎麦はありふれた蕎麦だったけど、何と言ってもアユの塩焼き(400円)が鬼のように美味い。世界中で最も美味い焼き魚はアユじゃないだろうか?こんなに美味しい魚他にあるか?食事をして花火への期待はさらに高まる。悲劇が待っているとも知らずに…。

花火の画像や動画を期待して記事を読んだ皆さん、残念だったな。動画も画像もないぜ。

色々と諸事情があり、原因敗因も様々だが、まずは今までの花火大会は運が良かったという事。今回は13時くらいに家を出て、4時間くらいかけて会場へ行った。過去に行った花火大会は時間スレスレでも結構見れていたが、今回は全然ダメだった。昨年は行っていないので比較できないが、感想としては人が多く、車が多く、場所がなかった。以前停められた駐車スペースに停められず、かなり離れた場所から歩くことになった。

会場は有料の人が手前の良い席、金を払わない連中は外側をぐるりと歩いて無料ゲートをくぐる。有料ゲートと無料ゲートの間には大きなスペースがあり(上記写真)、ここを詰めればもっとは入れる気がしないでもないが、そうなると金を払った人が納得できない…と言う感じになっている。多分ね。

金を払わない奴は見るなと言わんばかりのシート。まさに刑務所並み。花火も勿論見えない。のり面も土手も交通規制で通れないので、ほとんど見れる場所はない。花火が始まって数分で引き返してくる人達が大量にいた。見れないし座れないので諦めて帰ったんだろうか?

無料スペースは人で埋め尽くされ、座るどころか歩く事すらままならない。なんとか席をとろうと入り込んではみたものの喧嘩寸前になり脱出。とてつもないストレスを感じる。空いている場所があるので座ってみるが、大木によって見えない。なるほどねぇ。ライブ会場で爆発事故が起きたみたいになってる。

木も邪魔だけど何であそこにトイレが柵みたいに並んじゃうかなー。前に座ればトイレが映るし、下がれば木が邪魔だし、なかなか撮影は困難。遅く来た無料席はこれが限界。トイレや露天は全部無料ゲートの外にして欲しい。ゲートの中だとメチャクチャになるだろ。

往復8時間の長旅だったが、今回学んだのは金を払わなきゃ見れない。無料で見たけりゃ朝から並べ‼という事だ。今まではたまたまラッキーで見れていたが、これからは簡単に花火を見れなくなる。ちゃんと金を払って席を確保していないとろくに見れない。来年以降は行くか行かないか検討する。

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