第26回赤川花火大会「紬~心 染む、しあわせ花火~」

DSCN9917腐った脳味噌で、腐った物を見て、腐った事をしていると目が濁ってくる。「死んだ魚の目」という言葉がある。死んだ魚の目は真っ黒でまだ生きているようだが、死んでいる。俺も人生の大半を死んだ魚の目で過ごしている。怒られた時、失敗した時、良くない事を考えた時、嫌いな奴にあった時、目の色がどんよりと曇る。そんな時は、眠るのが一番だ。睡眠をすることで、乱れた心を浄化し、精神統一することが可能になる。しかし、いくら寝てもどうにもならない時もある。眠れないうえに落ち着かない、嫌な事ばかりが頭を過り、不安と恐怖で頭を抱えてしまう。最近、そんな日が寝る直前と寝起きに現れ始めた。そんな俺にとって赤川花火は神様の思し召しであった。

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午後の時間ギリギリに出発した。当日である20日は、全国で花火大会が行われていた。うちの近隣で行われる大きな花火大会は2つあった。岩手県花巻市か山形県鶴岡市のどちらか。花巻市であれば会場まで2時間で到着する。しかし、鶴岡市までは片道約4時間。近隣じゃないな。打ち上げる花火の数、来場者数、ネットの評価、全てにおいて(花巻市には申し訳ないが)鶴岡市の花火が勝っていた。日本の花火100選でベスト10入りした鶴岡市の花火を見たい。山形に向けて車を走らせる。大器晩成型の俺は、行きの後半と帰り全部を運転しようと思っていた。しかし、俺の1000倍花火好きな嫁が行きまでの片道4時間を運転した。台風が接近していた当日は天候も悪く。公式サイトや2ちゃんねるを見ながら決行するかどうかを確認していた。途中、異様な暗雲が立ち込めたり、大雨が降りだしたりもした。何度か引き返そうとも思ったが、鶴岡市の天気は曇りに留まった。

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山形県鶴岡市。見渡す限り田んぼ、どこをどう見ても延々に田んぼが続いている。道路には、花火を楽しみにやってきた見物客の車が長い列を作っていた。念の為ガソリンを入れ、列に潜り込む。相当な渋滞を覚悟していたが、車は地道に進んでいた。田んぼの車一台がギリギリ通れるであろう場所は、車がギッチリと停まっていた。鶴岡市内には、物凄い数の人々が歩いている。車を駐車する場所が見つからず、花火会場から離れて行く。公園に付随した無料の駐車場を発見したので駐車し、花火会場へ向かう。

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軽快な音と共に大きな爆発音が聞こえ、ビルの上空が赤く光った。橋を渡り、川に沿ってゆっくりと歩く。花火は後半が凄いので慌てることはない。とは思っていたが、花火が見えるにつれて、早くいかなければという気持ちが俺を焦らせる。嫁は、歩きスマホをしていたら川に墜落しそうになり、知らない土地の知らないおばさんに怒られていた。思い切り足をぶつけたらしく、後日アオタンが出来ていた。しかし、あのまま石段から落ちていたら複雑骨折か、最悪頭を打って死んでいたかもしれない。昨日の墓参りの効果があったようだ。前回の祭りで食べれなかった焼き鳥を速攻で購入し、5分ほどで完食する。嫁はクレープを食べていた。祭り会場に近づくにつれて人の数は増えてきた。大きな階段を上り終えると、物凄い数の客がゴチャゴチャと立っていた。確実に山形県に住んでいなそうなガラの悪い奴もたくさんいた。どこかに座らずとも見る事が出来た。最初は場所を確保してみていたが、他の人が邪魔になるので、立って見物することにした。

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今までの花火の常識が覆る花火大会だった。色々な県の花火を紹介と共に打ち上げる。あまりの素晴らしさに涙が出た。花火が終えるたびに、多くの拍手と歓声が上がる。まるで有名アーティストのLIVEのようだった。最後のクライマックスが物凄い盛り上がりで、声にならないほどだった。デジカメや携帯で撮影していたが、とても画面に収まるものではなかった。来年も絶対に行くと心に誓った。

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