こんなクソみたいな落ちこぼれガードマンの俺だが、障害者の就労支援員という仕事をしていた時期がある。もちろん専門の学校には行ってないし、何の資格も持っていない。たまたま働く事になっただけだ。
作者の明さんは、看護師をやりつつ漫画を描いている。ツアーナースという単語は初めて聞いた。読んでみればわかるが、非常に過酷だ。こんなに過酷で辛い事を自ら望んでやると言うのは、強い意志、常に勉強をする姿勢が必要だと思う…なんて偉そうな事を言ってみる。1人で何百人もの子供の面倒を見て、その子供一人一人の体調や性格、家庭環境を知ったうえで適切な対処を施す。すげぇ…とても真似できない。
心の問題、糖尿病など問題はいろいろだが、漫画は決してネガティブではなく、常に前向きな作者がポジティブに向き合っている。所々感動して涙してしまう場面もあり、この漫画から学ぶことは多い。特に看護や介護の仕事にこれから就く、もしくは働いている人にはぜひ読んでもらいたい。そして、俺もたまにはちゃんとした漫画を読むという事を理解して欲しい。