天より下にありし者 交通誘導員 508日目 漫才師で警備員、プイプイモイカー
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最後のコンタクトレンズが異物感マックスで使い物にならない上に目の充血が止まらないので、眼鏡っ子生活にする。眼鏡の方が楽なんだけど、眼鏡焼け、レンズが曇る等の問題があり、やっぱりコンタクトがいいんだけど血走った目で誘導するのも嫌だ。目を休める意味でもしばらくは眼鏡暮らしする。道路上でタヌキ2匹、シカ1体の死骸の横を通り過ぎながら現場へ向かう。かなりの強風でしかも糞寒い。旗もろくに触れない。

2年ぶりくらいにAさんというベテラン爺さんガードマンと組む。年齢は結構いっているが、ガンガン車をさばくし、体力もありパワフルだ。マシンガントークで相手をしていたら大笑いしながら「漫才師になったらいいのに」と褒められた。あれ?褒められてるの?もしかしてバカにされてるのかな?

下請けの職長のOさんが「昨日は楽しかったね」と言うので「何がですか?」と聞くと、昨日の朝一で俺がMさんにキレた話だった。誰も聞いていないだろうと思っていたが、意外とみんな聞いていたようで、Kさんもなに言ってるかは分かんなかったようだが、俺がキレていたのはわかっていたみたい。でも、あの状況は仕方ないとみんな言っていた。

2連勤の疲れがどっときて帰りの運転が危かった。頭が回らず、身体もだるい。リングフィットもする気が起きない。気分転換の女装もする気が起きない。嫁がプイプイモイカーというアニメを見せてきた。嫁は面白くないと言っていたが、俺はあまりのくだらなさに好印象。普通に爆笑して見ていた。昔のNHKを思い出すような緩くて微笑ましいアニメーションだった。最近見たエヴァの映画や天気の子より面白かった。

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