2024年5月14日 入院俺日記~基底細胞癌手術~【1日目】
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 普通に起床。荷物準備OK。朝食はいつものところでモーニングを食べる。2~3日で帰れるつもりでいたが、どうやら1週間くらい帰れない可能性があるらしい。最悪だが仕方がない。朝食を食べ、パソコン用イヤホンがないので電気屋へ向かう。その途中、生検をしてもらった皮膚科から診断書が出来たと連絡があり、皮膚科へ寄る。診断書を受け取り、電気屋へ行くが目当てのものが見つからず時間切れ。時間ギリギリで病院へ駆け込む。嫁とは病院の玄関前でしばしのお別れ。

 受付を済ませ、コンビニで入院に必要なレンタルセットを購入する。何泊するか全然わからないが、余ったら返金してもらえるらしい。とりあえず4日分くらい借りることにした。ソファーで待っていると担当の看護婦さんがカートを引いてやって来る。色々と説明を受ける。どれもまあ聞いた話なのでハイハイと適当に聞いていたが、夜から明日の昼過ぎまで絶食という衝撃の事実を聞かされる。なかなかに地獄。水は飲めるらしい。お昼はこの世の終わりみたいな飯だった。添加物がヤバすぎて見るのが恐ろしく無視して完食。念のためコンビニで食事を適当に買っておく。

 部屋は4人部屋。「痛い痛い」と呟く人、俺と同時期に入院した人、重症そうな爺さんと俺。ベッドと周辺はそれなりに広い。カーテンもしめっぱなしなので気を使わなくて済む。ネットが繋がっていないのがネックだったが、それ以外はそれなりに過ごしやすい環境。1,000円のテレビカードを購入し、冷蔵庫を24時間起動。ちなみに全然冷えない。テレビは普段見ないので一回つけて、すぐ消した。YOUTUBE見て、たまにパソコン作業をして、昼寝して、お菓子食べる。14時半にシャワー。ナースステーションでドライヤー借りる。レンタルで借りられるタオルや肌着、ベッドのシーツが化学物質の痒さがなくて助かった。普通に寝られそう。

 最初は看護師さんが次々見回りに来て、ゴロゴロも出来なかったが、しばらくしたら落ち着いた。爺さんがデカい声で電話するのと、同じ階の産婦人科から妊婦さんの「痛い」と絶叫する声が凄かった。耳栓持ってきて正解。あとはS字フックも持ってきて正解。しかし、100均で揃えた入院に必要そうなものが全部貰えるのは痛恨のミス。ティッシュBOXに至っては2箱も持ってきてしまった。あとは早く帰れることを祈るのみだ。  夜飯は意外と美味しかった。最初はすくねえなあと思ったが、不思議なことに食べると腹いっぱい。さすが栄養士が作っただけある。計算されているのだろう。しかし、やっぱり足りないのでコンビニで買ったみかんゼリーを食べる。ここから断食です。枕と雑誌でももってくればよかったわ……。ただ小説を2回分書けたのでヨシとする。あとはヨガでもやって寝る。本当はリングフィットやりたい。

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