2024年5月20日 入院俺日記~基底細胞癌手術~【7日目】
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 ついに1週間が経過する。もう住人だな。脳疲労を起こしているので、今日は適当に仕事して寝る。よけいなモノも食べない。1日中誰も来ないならずっと布団の中でもいいんだけど、点滴やら血圧やら食事やら清掃やらをしに色々やってくるのでずっと寝ているわけにもいかない。横になっていていいですよとか言われるけど、なんか気になるので一応起きている。まあ寝てれば勝手にやって帰っていくと思う。嫁が「千羽鶴折っていたら?」と言ってきたが、多分千羽鶴は患者が折るものじゃない。お昼はご機嫌なカレー。病院でカレーが食えるとは思わなかった。

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 「アドレナリン2(ハイ・ボルテージ)」がAmazonプライムで100円だかでレンタルできたので借りてみる。この疾走感とバイオレンスな感じがマジで最高。銃撃戦や走り回る時のハードコアなBGMも熱い。嫁と電話する。夕方に若い先生がやってきて、ガーゼを取り外した。消毒をして抜糸する。時々痛い。

 どんどん小さくなっていくガーゼもついにバンソウコレベルまで落ち着く。しかし、明日はどうにも帰れそうにないので理容室(1,800円)の予約をしてもらう。顔を洗えるようになったら退院なんじゃないかと勝手に思っている。下着類がそろそろ汚いのでコインランドリーで回す。DVDプレーヤーが欲しいみたいなことを嫁にLINEで送ったら、メルカリでDVDプレーヤーが出てくるようになった。怖すぎるんですけど。LINEも監視されてそう。LINEでSOMPOひまわり生命に診断書を送る。早く入金してくれ。

 そろそろ見る映画もなくなってきた。なんかピンとくるやつがない。殺し屋1は見る気失せたし、ゴールデンカムイも急速に飽きてきた。映画は1時間半でパッと見られるからいいけど、アニメはダラダラして長いから見る気が起きない。とても時間を無駄にしている気がする。そう考えると展開を凝縮して、尚且つ無駄のない映画が見たくなる。

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 そんな中、アレハンドロ・ホドロフスキーの「エンドレス・ポエトリー」を見たくなり、440円で2日間レンタルする。いつ見ようと思ってはいたけれど何やかんやで手を出せないでいた。ホドロフスキーの作品は買うと高いし、TSUTAYAやゲオじゃまず置いてないからネットとは言えレンタルはありがたい。しかし、いざ見ると買うべきだったかもしれないと後悔するぐらいの大傑作だった。寺山修司がいない今、令和時代にカルト・アングラ・サブカルの映画を見るにはホドロフスキー監督に期待するしかない。エル・トポの監督が95歳でまだ生きているって凄いよな。デイヴィッド・リンチもまだ健在だし、瞑想や禅やっていると長生きできるのかもしれない。

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