2020年7月9日 労働者の心強い味方コーヒー
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俺はカフェオレ中毒者だが、最近はX-JAPANのYOSHIKIが宣伝している『X-BITTER BLACK』という無糖の激苦ブラックコーヒーを飲んでいる。

期間限定かもしれないがサイズは245gで細長くデカい。そして無茶苦茶苦い。ウマニガと宣伝しているが、砂糖必須の俺にとっては美味くない。ただただ苦い。コーヒー豆をすりつぶして直飲みしている気分になる。とっとと飲み込まないと苦味が口中に広がり散々な後味に苦しめられることになる。そんなに文句を言うなら飲むなよとYOSHIKIや愛飲者に言われてしまいそうだが、俺がこれを飲むのにはもちろん理由がある。

それは眠気覚ましだ。特にここ最近の現場は生ぬるい気温と目まぐるしい忙しさと疲れの蓄積により、とてつもなく眠い。とにかく眠い。時間が過ぎるのが遅いし、退屈で暇。そんな呆然とした状態で労働していると肝心な時にやらかす。そうならないために砂糖のない激苦ブラックコーヒーを苦い顔して飲み干しているというわけだ。

『時間術大全』によれば、カフェインはアデノシンという成分によく似ているらしい。このアデノシンは脳内にある物質で、眠気や疲労感を誘発して脳の活動を抑える働きがある。仮眠をするとアデノシンは分解されるので、疲れてカフェインを摂った後15分くらい仮眠する。目が覚めた時はアデノシンが分解されているので、カフェインの成分だけが残り、頭がすっきり、元気回復、午後の仕事も絶好調となる。

なので俺は昼時に飲み、車内で仮眠してシャキッ!!としてから午後の労働に勤しむわけだ。しかし、問題がある。それはシャキッ!!としたところで暇は暇ということだ。目がギラギラしていて、集中力を高めたところで、暇なガードマンがどうしろと?血に飢えた狼のような表情で立っているガードマンを誰が必要としているんだろうか。ボーっと時間を過ごすべきかギラギラと周囲を睨みつけながら終了時間まで労働するべきかいまだに答えは出ない。

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