立て続けにデパス錠飲んで寝ていたから今日は自力で寝るぞッ！！と思いながらゴロゴロしていたがまったく眠れず朝が来た。前日届いた『こんな絵を描く子供は危ない』という本を読む。内容は小学生や中学生が描く絵の中から少年少女が心に秘めている親や先生に対する嫌悪感や虐待の有無が分かるといったもの。かなり面白く、パジャマ姿で読みまくった。
10時ちょっと前、鬼滅の刃㉓の発売日だったことを思い出す。歩いて5分ほどの場所に田舎で一番デカい本屋がある。10時ジャストに本屋へ向かう。寒い中をたらたら歩いていると駐車場に大量の車が見える。嘘だろ……。少し焦り、速足で本屋へ。レジの前は大行列。すでに20人の大人が列をなし、全員が当然お目当ての鬼滅の刃最終巻を抱えている。手持ちの本は２～４冊。ほぼほぼ鬼滅の刃。俺も最終巻を手にする。横にある外伝も気になったのでパラパラ捲り、漫画であることを確認してから購入を決定、並ぶ。ふと後ろを振り返るともう10人以上並んでいる。恐るべし鬼滅の刃ブーム。
プレミア付きそうだから何冊か買おうかとも思ったが、それはいけない。煉獄さんが許さないだろう。そうさ、我々は鬼滅の刃から学ばなくてはならないのだ。みんなに行き渡れ！みんなで読もう！ビニール袋はなかったが、並んでいる間、誰も本を開いていなかった。普通本屋で長蛇の列になれば買おうと思っている本をパラパラ捲ってもよさそうなもんだが……そういう人はいなかった。
1巻から読んでも良かったのだが、俺もオッサンなので体力がない。21巻から読むことにした。もう何回も読んでいるのに感動する。数ページで涙腺がぐううううっとくる。そして最終巻が本当に良かった。最後の最後まで凄かった。なんか、みんなが主人公っていうか。柱じゃない鬼殺隊とかが力合わせて戦ったり、なんか死ぬ瞬間とかアーもう駄目だ。あとは読んでくれ。外伝も凄く良かった。煉獄さん×甘露寺は、個人的にメチャクチャ好きなカップリングなので超嬉しかった。ギャグの「きめつのあいま！」も面白かった。つーか、ここまでくると何でもいい。全部褒めるわ。吾峠呼世晴先生万歳！！親に全巻セットで送ろうかなぁ。夕方に行ったら外伝は売り切れていて、最終巻も10冊くらいしかなかった。あの店だけで300冊は売れてるんじゃないかなぁ。
