天より下にありし者 交通誘導員 120・121日目 多忙な日々、仕事で一喜一憂してはいけない

現場で働いている若い作業員さんと話をした。朝は5時起き、7時から仕事が始まり、夜の9時10時くらいに1日のレポートを書いて終わり。なかなかハードなスケジュールだ。自分が昔やらされていた地獄のような日々を彷彿とさせる。

ここ最近、全く休めずに働いている。先週は三連休だったが、一日目が準備、二日目が本番、三日目が片付け。初日は長めに眠ったが、あくまでこの時の睡眠は前日の現場での休息+会社へのクレームに対する睡眠。休めたうちに入らない。11月はイベント以外の土曜日は全て警備員の仕事を入れ、シフトをガチガチのパンパンにしていた。特に今月は、普段いかない現場にしょっちゅう入れられ、余計なストレスがかかっていた。どこでも良いって言ったのは俺だから俺のせいではあるけど。現場担当者やベテランがさらにストレスを与え、俺は激しい頭痛に襲われる。

薬局で頭痛薬のイブを買い、頭が痛くなる度服用している。平日に休みを入れていないので病院、郵便局、眼科へ行けないでいる。12月もガッツリ働く気でいるので平日に行くべき場所は来年に後回しだ。とりあえず今はバイト+自分のやりたい事で精一杯で、他のことをする余裕がない。しばらくはこんな日が続く。

真面目な先輩が、若い作業員さんに「ちゃんと確認して誘導してください」と怒られたらしいが、今回は誘導を見ていた人から「あなたの誘導は素晴らしい」と褒められたらしい。とても嬉しそうにしていたので、俺も嬉しくなり思わず飲み物を差し入れしてしまった。そんな事もあったので、真面目な先輩には褒められた場所に引き続き立っていただき、俺はもう一か所の現場に立つことにした。褒められてからは終始テンションが高く、疲れも吹っ飛んだ様子だった。

少し前の俺は、他人を羨み、自分の評価を望んだりもしたが、それがいかに惨めて情けないかを様々な人から学んだ。

褒めてくる人間は、相手を自分側の人間にしようとしてくる場合もあるので、注意が必要だ。喜ぶ半面、多少冷静で若干疑うくらいが丁度いい。今回の真面目な先輩の場合は大丈夫だと思うけど、一喜一憂で仕事をしていると体調を崩しかねない。

仕事は基本的に良い事も悪い事もある。特別良い日もあれば、酷く落ち込む日もある。褒められた日、叱責された日とでは仕事の態度や能力が格段に違う。気分が落ち込むと思い通りのパフォーマンスが出来なくなる。特に朝が一番最悪で、これから仕事をするって言うのに朝からキレたり、注意する奴はカスだ。その日一日のパフォーマンスを一気に低下させ、最悪トラブルが発生する。やや強めの注意、怒る必要がある場合は、仕事終わりが一番マシだと思う。ちなみに褒められた日、妙に良い日も注意が必要だ。無駄にテンションが上がって張り切っていつも以上に頑張ろうとすると失敗するリスクが増える。

会社で仕事が出来る人、能力が高い人は『毎日のテンションを一切崩さない人』だと俺は思っている。彼等彼女等は、良い日も悪い日も成功した日も最悪なトラブルに見舞われた日も大してテンションは崩さない。いつも通りのテンションで黙々と仕事をこなしていく。俺もこんな人を目指してはいるが、直ぐイライラしちゃうので難しい。

自慢する人もダサいので気を付けた方がいい。とある上司は某有名会社の社長とのツーショット写真を自慢して、資料にも写真を掲載して自慢していた。とある上司は、某有名映画の監督と握手している写真を撮って自慢していた。映画自体は有名だったが、監督は知らなかったので大して凄いとは思わなかったが、それなりに反応してあげた。『いや、お前は別に凄くないだろ…』と心から軽蔑した。